monoです!
そろそろ寒くなってまいりました。
暖かくなりたいからといって大型のストーブをつけるというのは過去の話。
経済的に気軽に暖かくなるためにはミニホットマット!以前、以下の記事で特集しましたのでよかったらご覧ください。
そこで紹介したミニホットマットはこちらです。
2020年10月下旬時点ではamazonでも売り上げ上位3位以内にランクインしています。このミニホットマットはこれまでの正方形と違って横長の40cm×60cmサイズ。ベッドの腰の部分に敷いてその上に寝ると岩盤浴気分を楽しめるし、お腹や足に巻いたり、腰から膝にかけたり、アイデア次第でいろいろできる。消費電力はサイズが小さいから80W。小さいけど応用が利くサイズで今人気です。それで私も買いました!
amazonで他の人気のミニホットマットは山善とかアイリスオーヤマといった日本メーカーだったので、気がかりだったのはこのミニホットマットがKAHEという無名の中国製ということ。amazonでは中国で直営するお店から購入することになり少し不安はありました。
そのあたりの不安も含めて今回レポートしたいと思います。
では開封してみましょう。
外箱
外箱はこんな感じで全く違和感がなく、普通にスーパーとかホームセンターに売っていそうな温もりあるいかにも暖房器具のパッケージです。
裏面や側面はこんな感じです。水洗い可能で、自動的に3時間で切れる安全設計、電源コードは1.9Mで長めだし、6段階の温度調節。さらに側面にはRoHSマークがあります。RoHSとは欧州の規格なのですが、電気・電子機器における特定有害物質の使用制限に関する法律に従っている製品だということです。さらにPSEも取得しています。PSEはRoHSと違って電気用品の安全確保について定められている日本の法律です。つまり、有害物質については欧州基準、安全については日本基準で作られています。なかなか品質面でも良さそうです。
中身を見てみる
中身はこんな感じでした。これも特に日本で購入するのと何ら変わりはないですね。マットも説明書もビニール袋に入っているのも丁寧です。
説明書
まず説明書です。これを見て驚いたのが、なんと説明書には「日本国内家庭用」「本品は日本国内専用です」との文字がはっきり明記されています。実際、説明書の字体や文章を見ても、日本国内メーカーのものと全く遜色はありません。
1ページ目とか開いても、よく見る体裁の安全上の注意の説明があります。安心できる製品ですね。
本当に洗濯できるの??と思っている方はこちらをご覧ください。手洗いする場合は中性洗剤で、洗濯機の場合は漂白剤は使えません。洗濯用ネットに入れて毛布洗いコースで洗います。
あと電磁波の気になる方。説明書を見ると次のようです。WHOのガイドラインの環境保護基準では5mT以下で安全となっており、国際規格IEC62233電気機器の電磁界の測定方法に準じて測定してWHOのガイドラインの1/500以下に抑えているため安心して使える、という説明。かなりまともな説明ですよね。
一点だけ気になったのは説明書の記載が「設定温度が45℃-50℃-55℃-60℃-65℃-70℃(個体差±5℃)」となっています。amazonの商品ページには「40/45/50/55/60/65±5℃」となっていたので全体的に5℃高くなっています。まあ±5℃の誤差があると書かれていますので特に大きな問題ではないと思いますが、温度については正確ではなくアバウトだと思った方がいいです。
ベルト
さて本体を見ていきたいのですが、まずは付属しているベルトを見てみましょう。このミニホットマットは横長サイズのため、腰や足に巻くことが出来ます。それで巻いてマットを固定するためのベルトがついています。ベルトの大半は伸縮するゴムでできていて、両端の留める部分はマジックテープになっています。この留める部分がマットと同色となっていて、手触りが良いのが嬉しいところ。長さは90cm程度なので腰に巻きたい方は肥満体系だと少し難しいかもしれません。
マット本体
マット本体はこんな感じで四つ折りになって入っていました。商品画像よりももっと黒っぽくて個人的にはかなり良い印象です。
拡大してみるとこんな感じでフランネル素材。これが弾力性があってモチモチして気持ちいいです。暖房グッズとしてふさわしい素材だと思います。ついずっとナデナデしたり、頬ずりしたくなります。
ラベルもこんな感じで日本仕様。
コントローラーとマットの接続部分はこんなホワイトのプラスチックとなっています。体に巻いたり敷いたりする場合はこの部分はちょっとゴツゴツすることになりますが、アイリスオーヤマなどの40cm×40cmのタイプはもっと大きいのでこちらのほうがいいですね。端子部分は4つの端子を深くはめ込むようになっているため感電しないような安心設計。
コントローラー部分
コントローラー部分です。電源ボタンと温度調節の+-ボタンのシンプルな設計。実はこのような横長ミニホットマットはいろんな業者が販売しているのですが、コントローラー部分が違うことがあるので注意深く比較したほうがいいです。この製品は年配者でもわかりやすい大き目ボタンで、ボタンにデコボコがあるので手探りでも操作できるので一番良いと思います。
そしてボタンが押すとカクッという確かな感触があって少し凹むので、これもまた年配者にもわかりやすいですね。そして6段階がデジタル表示されるので、暗いところでもすぐわかります。似たような他の製品ではレベルが印字されていてそのレベルに赤丸ランプで点灯するタイプの表示は暗くなるとどのレベルかわからなくなります。また、少し写真ではデジタル表示が暗いですが、約4秒ごとに明るくなったり暗くなったりです。周期的な動作のためおそらく省エネと見やすさの両立を考慮してではないかと好意的に受けとめましたが故障…??まあ、気にしないことにします。明るくなった表示でも明るすぎることはないです。日中では全体的に暗めの表示と思ってください。
そしてコントローラーの電源コードは1.9mあります。よく見るとコントローラー部分はマットに近い部分にあります。実際にマットを腰などに置くとわかりますが、マット装着時にコントローラーが手元にあるため、装着したまま温度調節や電源ONOFFができるんです。とにかく考えられている。
臭いは??
よくあるのがこの手の製品って臭いとかあるのですが、このマットは臭いということはありませんでした。ただ、マットを鼻にくっつけて嗅いでみると新しい工業製品の臭いはします。説明書にも書いていますが、購入直後はレベル6で3時間つけることが勧められています。
カラーバリエーション
他にもベージュ系があります。最初はこのベージュのほうが暖か味があっていいかなと思ったのですが、汚れが目立つことと、ベージュ系は色合いが写真と大きく違ったりすることがありグレーの方が無難と思いました。でもこのベージュもいいですよね。二枚目としてこの色にしようかと思いました。
まとめ
いろいろ生活を快適にするグッズをレビューしてきましたが、これは久々にコスパ感を伴う大ヒットでした。個人的にはベストセラー商品アイリスオーヤマの40cm×40cmを超えたと思います。
まずは二千円台で買えるというお手軽さ。洗えるし、コントローラーは誰でも操作できるので人に優しい設計。中国メーカーですが、RoHSとPSEも取得しているため日本製と変わらないクオリティー。40cm×60cmは腰に敷いても背中にかけて温めることができたり、肩を覆ったり、お腹から膝まで温めたり、1か所ではなく二か所同時に温められるので、ミニサイズでありつつも温まる部位が多くてお得。フランネル素材は思ったよりも触り心地が良いし、グレーのカラーもけっこうお洒落。3時間で自動的に切れるのも安心。暖かさも十分です。欠点が見つからないです。
類似品も多いので、次のリンクから購入した方が良いと思います。類似品はサイズが30cm×60cmで微妙に短かったり、PSE認証を取得していなかったりするので要注意です。
それでは寒い冬を乗り切ろう!