こんにちは。monoです。
日本国内の信頼できるメーカーで。でも2万~3万円という比較的お手頃価格。だけど味にはこだわりたい。
そんなわがままが満たされる全自動コーヒーメーカーと言えば、ツインバードCM-D457とコーン式全自動コーヒーメーカーSC-C111/121/122。
前回、こちらの記事で本体を比較してみました。
それで今回は実際にコーヒーを作って飲み比べしたいと思います!
ではコーヒーを作ってみましょう。
フィルターをセットする。
シロカの場合、ドリッパーが内蔵されています。ドリッパーが設置されているバスケットを引いて、このようにドリッパーにフィルターを設置します。丸い円状のパーツでフィルターがずれないよう押さえることができるようになっています。その後バスケットを押し戻してフィルターは設置完了。
それに対してツインバードCM-D457。そんまんまこんな感じでコーヒーサーバーの上に乗っかったドリッパーにフィルターを設置します。
手で淹れるのとなんら変わりないので説明も不要ですよね。シロカも相当簡単ですが、これは究極にわかりやすい!
豆と水を入れる!
右のシロカSC-C122は写真ではフタが開いた状態ですが、自動計量なので常に補充して豆をストックしていれば、ここのフタを開けて豆を入れる必要はありません。後ろにある半円状の水タンクを取り外して水を入れます。
左のツインバードCM-D457は円状の豆投入口から今回作るのに必要な量の豆を入れ、さらに長方形のフタを開けて水を入れることになります。
その他、粒度の指定など詳しくはこちらの記事をご覧ください。
そしてスイッチを入れます。
シロカは時計マークの小さい丸ボタンを押すと電源がつきます。「豆か粉」か、「ホット・マグカップ・アイス」のコース、「マイルドかリッチか」のテイスト、ダイヤルを回して「杯数」を指定。最後に大きな丸いスタートボタンを押すと抽出が始まります。
ツインバードはここの電源ボタン。
そして小さいツマミを回して、「豆か粉か」「湯温は83℃か90℃か」「蒸らし時間」を設定して最後に丸いSTARTボタンを押すと抽出が始まります。
では、抽出開始!
シロカはギュイィーンという比較的力強い音で指定した杯数分だけ豆を一気に挽きます。スマホの騒音測定アプリだと最大で70~74dB程度。もちろんスマホの性能差やアプリ自体の誤差や環境などさまざまですので、この値が正しいとは限りませんので参考までに。
ちなみにミルの音についてはこちらの記事にもありますのでご覧ください。
そしてその後は、シロカは内部で抽出されますので、ただひたすら出来上がるのを待ちます。
それに対してツインバードはゆっくりギコギコした音がして、挽いた豆が少しずつポロポロ落ちてきて挽いた豆の香りが漂います。
そしてブイーンという音と共に断続的にお湯が出る様子が見えます。
さて、出来た!
シロカのSC-C122は特にステンレスサーバーなので出来上がった雰囲気がまったくわからず、“出来ましたけど何か?”というかなりクールな印象。
それに対してツインバードは蒸気いっぱいのガラスサーバーだし濡れたコーヒーフィルターやコーヒーの粉や湯気が見えるので、いかにもコーヒーが出来上がりましたという感じが伝わってきます。
さて淹れてみると…。
飲み比べてみる。
違いはどうかな??
ゴクリっ。
うん。ツインバードはコーヒー本来の味という感じです。酸味や苦みすべてがバランス良く広がる。コーヒー本来の味を楽しめると思います。輪郭がはっきりしてスッキリ感もありますね。
シロカはツインバードと比較するとですが、コーヒー以外の雑味はありますね。味が薄いような感じもしたのですが、これは単に豆の量がツインバードのほうが多かったのかもしれません。でもシロカは自動計量なので自分の好みで豆の量を調節できないという欠点もあるということになります。
ただシロカを購入したときにはこれでも十分美味しいと思ったので、あくまでも比較するとです。ツインバードは雰囲気とか演出的な要素もあるため、総合的に考えると価格差の価値は十分あると思います。
シロカの全自動コーヒーメーカーはサイボーグがコーヒーを淹れてる感じ、ツインバードはロボットのフリしたおじいちゃんが淹れてる感じ。
ということでコスパ感のいいシロカにするか、予算よりもちょっと奮発して自分のご褒美としてツインバードにするか、といった感じでしょうか。どちらも良いコーヒーメーカーだと思います。
それではHave a good COFFEE time!!