siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:sicoca公式サイトより)

手頃でお洒落な全自動コーヒーメーカーを探してみた。

こんにちは。monoです!

タイマーをセットしていつでも“挽きたて淹れたて”を飲めるのは最高です。そこで全自動コーヒーメーカーがあると、たとえ忙しい朝でも一日を良い気分でスタートできるのです。

siroca 全自動コーヒーメーカー SC-Aシリーズ(出典:siroca公式サイトより)
siroca 全自動コーヒーメーカー SC-Aシリーズ(出典:siroca公式サイトより)

でもコーヒーって味だけでなく、雰囲気作りも大事ですよね。いつまでもカフェがなくならなず、活気があるのはそこにあると思います。

家庭でもカフェの雰囲気を少しでも持ち込んで楽しみたい…。

それで、家でカフェ気分を楽しむために、お洒落・実用的・お手頃、という欲張りなコーヒーメーカーを探したいと思います。

ずばり。コンセプトは“家でもお客さん”です。

そのためには、条件が3つあります。

一つ目としては「デザインがいいこと」。カフェの雰囲気を少しでも共有したい。

二つ目は「すべてが全自動で、フィルターはペーパーが使えること。」。作る楽しみは求めていません。ペーパーフィルターを使ってポイッと捨てられますので清掃の手間などのメンテナンスが激減します。

三つ目は「予算30,000円程度までで国内メーカー」。まずは入門機として。でも買って後悔しないものを。

さて、その前に。

デザインが良くて10,000円程度の全自動コーヒーメーカーはありますが…。

例えばsirocaのSC-Aシリーズ。これデザインがいいし、10,000円でおつりがくるぐらいで飛びつきたくなりますが、残念ながらペーパーフィルターは使えないのです。

siroca 全自動コーヒーメーカー SC-A121(出典:siroca公式サイトより)
siroca 全自動コーヒーメーカー SC-Aシリーズ(出典:siroca公式サイトより)

ペーパーフィルターが使えないということは、付属のメッシュフィルターを繰り返し洗って使います。

siroca 全自動コーヒーメーカー SC-Aシリーズ メッシュフィルター(出典:siroca公式サイトより)
siroca 全自動コーヒーメーカー SC-Aシリーズ メッシュフィルター(出典:siroca公式サイトより)

ペーパーフィルターを通さないので、豆の油分を抽出できコクが深くなる、というメリットはありますので私はコクが深いものがいいのでその点は魅かれるのですが…。

そもそも全自動を求めているということは、とにかく時間をかけずにおいしいコーヒーを飲みたいはずです。メッシュフィルターを毎回洗う作業が必要というのは、少しコンセプトとしてはズレてきます。お客さんは皿洗いしませんので。(笑)

それでも1万円ぐらいでまずは気軽に使ってみたい!という方はこちらをご覧くださいね。

このように安い全自動コーヒーメーカーって、ペーパーフィルターが使えないタイプになるんですよね。それでペーパーフィルターが使えるタイプとなると予算は20,000円から30,000円ぐらいは必要になってきます。

ということで3つの条件を満たすコーヒーメーカーを3つ取り上げたいと思います。

無印良品「豆から挽けるコーヒーメーカー 」MJ‐CM1

まず思いつくのはこれでしょう。

無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー(出典:無印良品公式サイトより)
無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー(出典:無印良品公式サイトより)

 

シルバーでスクエアなフォルム。無印らしい極力無駄を省いたシンプルなデザイン。

ボタン類には文字がなく、アイコンだけというのもいいですよね。

挽き目調節は、粗挽き・中粗挽き・中挽き・中細挽き・細挽きの5段階。計量カップには、リッチとマイルドの目盛りがあり、そこで濃さの調節ができます。豆、粉にも対応。

一杯分から淹れることもできます。

欠点としては、口コミにもありますが、ペーパーフィルターを入れるために、左側を開ける必要があり…。

無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカーMJ‐CM1(出典:無印良品公式サイトより)
無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカーMJ‐CM1(出典:無印良品公式サイトより)

水を入れるのに右側の容器を取り出す必要があります。

無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカーMJ‐CM1(出典:無印良品公式サイトより)
無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカーMJ‐CM1(出典:無印良品公式サイトより)

つまり左右にスペースが必要なんですよね。

さらに説明書には以下のような記載があります。

無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカーMJ‐CM1の注意点(出典:無印良品公式サイトの操作説明書より)
無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカーMJ‐CM1の注意点(出典:無印良品公式サイトの操作説明書より)

「極端に深煎りのコーヒー豆はミル内部に豆が入っていかないことがある」という…。私は深煎りコーヒーが好きなので、豆が落ちないのは困るな~。

味が薄くなるし、コーヒー豆を軽く押す必要があるとういことは、全自動とは言えないのでは…。

2017年12月時点の情報ですので、今後、改善されるかもしれませんが、ここは注意点ですね。

あと、価格が税込で32,000円…。これが「お手頃」と言えるか微妙です。上記の問題が気にならなければ、三つの条件は満たし高くはないと思いますが、「お手頃」というには上限でしょうか。

パナソニック 沸騰浄水 全自動コーヒーメーカー NC-A56

これ。発売は2014年なので少し古いですが、今でもベストセラーです。

これはつまり実際に使ってからの口コミとしての評価も高く、買って後悔しないモデルと言えますね。しかも2017年12月時点で15,000円程度で購入できますのでお手頃価格です。

パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56(出典:パナソニック公式サイトより)
パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56(出典:パナソニック公式サイトより)

確かにこれ、全自動ということで、豆の挽き・注湯・抽出・ドリップ・保温を自動で行ってくれますが、それだけではありません。

豆を挽いた後のミルも自動洗浄という、スゴイ!

抽出前にあらかじめ沸騰させたお湯を活性炭フィルターにくりかえし通してカルキを90%以上カット。

マイコン制御によるマイルド/リッチの「淹れ分け」に加え、メッシュフィルターを付け替えることで挽き分け(粗挽き/中細挽き)の組み合わせが可能で4種類の味が楽しめます。

私はコクや苦みがあるコーヒーが大好きなので、「中細挽き×リッチ」コースが楽しめそうです。

抽出・注湯中が見える「シャワードーム」は、じっくり抽出していることを表す演出としてはいいですよね。水滴の流れを見るとちょっと癒されます。

沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56のシャワードーム(出典:パナソニック公式サイト)
沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56のシャワードーム(出典:パナソニック公式サイト)

さらに。酸味調節フィルターが内蔵されていて、酸味を抑えられるようにもなっているんです!

豆でも粉でも対応していますし、この価格で「機能的には」欠点は無いと言っていいでしょうね。

でも…、デザインが欠点なのです。

なんというか、やはり家電メーカーです。炊飯器とかドライヤーとか、その延長線にあるデザインは生活臭のあるものです。

うーむ。なかなか気に入ったものがありませんね…。と思っていたら…。

siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ

2017年11月に発売したばかりです。後発品だけあって、売れ筋をよく研究されていると思います。

siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:sicoca公式サイトより)
siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:siroca公式サイトより)

ちょうど今取り上げた無印良品とパナソニックを足して二で割ったような感じですね。

デザインは無印良品よりは平凡な感じになってしまっていますが、シルバーがアクセントになっていて、パナソニックの“いかにも家電”よりはいい感じ。台所雑貨の背景に溶け込むぐらいのデザインにはなっています。

機種によってサーバーがガラス、ステンレス、タングステンブラックになるので、色合いを考慮して好みのものをチョイスできます。私はシルバー色が多くなる、サーバーがステンレスのSC-C122がいいかなって思いました。

siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:sicoca公式サイトより)
siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:siroca公式サイトより)

タイマー設定で飲みたいときに用意できているのはもちろんのこと、コーヒー豆を粉にする時の粒度は、粗挽き・中挽き・細挽きまで、なんと無段階!で選べます。

さらにテイストもマイルドとリッチの2種類からボタン操作で選べるんです!これによって蒸らし時間を自動調節し、長めに蒸らすことで「濃くてしっかりした味わい」というリッチにしたり、逆に「あっさりした味わい」というマイルドにしたりできるんです。

一番いいな~と思ったのは、自動計量!

siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:sicoca公式サイトより)
siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:siroca公式サイトより)

コーヒーを淹れるたびに豆を量って入れる必要がなく、一度に約100gまで入れられる豆容器から、杯数に応じて自動計量してくれます。豆を量る必要がないので手間がかからないという。これは便利!

おそらく自動計量なので、豆が落ちてこないということもないのではないかと。定量まで豆が落ちるよう頑張ってくれるはず…。

しかも、豆が見えるのでいいアクセントにもなっているんです。豆を見るとほっとしますよね?(´・ω・`)

モデルにもよりますが、2017年12月時点で21,000円から25,000円ぐらいでしょうか。無印よりもかなり安いです。

まとめ。

ということで。

今のところsiroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズが、欠点が少なくていいかなって思っています。自動計量は決め手になりそうです!

それではまた!