monoです!
暑いです。毎年暑くなっているような…。
さて、今年は春頃から暑さ対策で冷房器具を揃えてきて万全だったつもりなのですが…暑過ぎです!
結局エアコンを購入することになってしまいました。
このブログをご覧になっていただいている読者はご存じの通り、私はいわゆる室外機のあるような大掛かりなエアコンは好きではありません。工事とか面倒ですよね。移動もできないし。
もう少し気軽な冷房機が好みでいろいろ揃えてきたわけです。ここ冷え2024年モデルのR6、シャープ冷風 乾燥 除湿機CM-S100、CIRCULIGHT サーキュライト メガR、いろいろと実際に買って使ってきました。よかったらこれらの記事をどうぞご覧ください。
でも今回購入したのはこちら!
MAXZEN スポットエアコン 4~5畳用 MSC09JH
なぜMAXZEN スポットエアコン 4~5畳用 MSC09JHを買ったのか?
まずやはり色々購入してきたものの、この暑さに負けて結論としてはエアコンしかダメだと思いました。
でも室外機のあるエアコンは、工事が必要なので却下、残るは窓用エアコンですが、窓用エアコンは数万で買えるわけではないこと、そして案外重いので夏が終わってからの取り外しが大変。
そこで最近はスポットエアコンがあるんですよね。しかも2~3万円で買えるんですよ。
スポットエアコンの欠点は窓用エアコンよりは冷却能力は低いということと、排熱処理に工夫が必要なこと、電気代がかかることです。
まず排熱処理については最近はほとんど蛇腹の排熱ダクトとパネルが付属しているので、あとは排熱ダクト自体に断熱材を巻けばある程度対策できるようです。そこでついでにこちらのダクトカバーも購入。
冷却能力については、どうしてもお手頃価格のスポットエアコンは吸気が室内の空気を吸う構造のため、他の部屋の暑い空気を吸ってしまうようですのでそこはやむを得ません。スペック表で冷却能力を確認して購入する必要があります。このMAXZEN MSC09JHは4~5畳用で、冷却能力は0.8kW(50Hz)で控え目です。最近のスポットエアコンは2kW程度ありますので、この点は少し心配でした。
電気代がかかる。この点はあえてスポットエアコンを選んでいるわけなので、あとはスペック表から消費電力のワット数と冷却能力や除湿能力とをにらめっこして賢く選ぶしかありません。
では、なぜMAXZEN スポットエアコン 4~5畳用 MSC09JHを買ったのか?
できればコンパクトで持ち運べるものを探していました。
例えばアイリスオーヤマのコンパクトクーラー ICP-0301Gがあります。スタイリッシュだし重さ12.5kgで消費電力が160W(50Hz)でお手頃に思いました。でも冷却能力のkwは不明でしたが除湿能力は2リットル/日(50Hz)でかなり冷却能力は弱いです。
また山善のコンパクトクーラーYEC-M03は、重さ10kgで消費電力170W(50Hz)、冷却能力は不明ですが除湿能力が4.5リットル/日(50Hz)。こちらもコメントを見るとあまり冷えないとの評価も見られました。
かと言って冷却能力で評判の良いスポットクーラーは冷却能力は2kw以上あるものの、必ずと言っていいほど重さが20kg以上あります。
これが残念なところです。20kg以上ってかなり重いですよ。スポットクーラーって移動できるのが一つの魅力なのに重いのは残念。キャスターついているので平面で移動しての使用であれば問題ありませんが、階段上り下りするなどでは難しいです。
そこでかなり探したところ、このMAXZEN MSC09JHに出会いました。
これ、まともな冷却能力がありつつも16kgなんです。今のところこの冷却能力でこの重さというのはMAXZENしかありませんでした。20kgと16kgってかなり違って16kgであればなんとか持ち運びできるかなと思いました。もちろん20kgのスポットクーラーの冷却能力は2kw以上あるのにこのMAXZENは0.8kwで半分以下です。その点が多少心配ではあったのですが、6畳間で使用する予定だったので、4~5畳用であれば大丈夫ではないかと思いました。除湿能力も10リットル/日です。先ほどのアイリスオーヤマのコンパクトクーラー ICP-0301Gや、山善のコンパクトクーラーYEC-M03よりは断然冷却能力は強いです。
ということで購入に至りました。
では開封してみましょう!
付属品
付属品はこれだけついてきました。排気ダクト、ダクトエンド、排気ノズル、ダクトパネル3枚、ダクトエンドパネル2枚、ダクトパネルネジセット、ドレンホース、スポンジテープ、リモコンです。
MAXZEN スポットクーラー 4~5畳用 MSC09JH 本体外観
本体全体はこんな感じで、それほどスタイリッシュというわけではありませんが、ダサいほどでもないと思います。いや、ダサいかな??
MAXZENロゴがほどほどに強調された面白いデザインではあります。MAXZENはアイリスオーヤマや山善のようなジェネリック家電メーカーですが、日本のメーカーですので安心です。その点も決め手となりました。
MAXZEN スポットクーラー 4~5畳用 MSC09JH 操作パネル
操作パネルはこんな感じです。面白い点が二つあり、まず中央の温度表示は電源OFF状態では、現在の温度が表示されているんです。この仕様が意外に良くてこの温度を参考にしてエアコンを点けるかどうか判断することができます。エアコン一度使うとすぐつけたくなるものですが、この温度を見て、まだつけなくてもいいな、と考えることができ省エネです。
さらにこの操作パネルは起こすことができるんです。遠くからでも温度を確認することができます。ジェネリック家電って無駄と思われるところは極力省きがちですけど、意外に気が利いた設計のように思います。
MAXZEN スポットクーラー 4~5畳用 MSC09JH のルーバー(羽)
そしてこのルーバー(羽)なのですが、左右はスイングモードにすれば自動で動きます。そして上下は手動で動かすことができるのですが、まとめて上下するのではなく、1枚ずつ上下できるようになっています。これも意外に便利で、上半分は上向きに、下半分は下向きにすることで広範囲に風を送ることができます。
MAXZEN スポットクーラー 4~5畳用 MSC09JH 取っ手
そして両サイドに取っ手がついています。もちろん4輪のキャスターもついています。先ほどの通り、このエアコンの最大のメリットである16kgという比較的軽量という点を活かして、取っ手でなんとか持ちあげて持ち運ぶこともできます。ただ重量バランスは前面側に偏っていますので、バランス的には持ち運びしにくいです。
MAXZEN スポットクーラー 4~5畳用 MSC09JH 本体背面ラベル
本体背面ラベル。消費電力は450W(50Hz)なのでまずまずですよね。本体重量16kgに抑えつつ冷却能力0.8kw。仕様としてバランスが良いと思いました。
MAXZEN スポットクーラー 4~5畳用 MSC09JH 背面
中央部分の小さな四角が排気口でここに排気ダクトを接続します。上下の大きな四角は吸気口になり、吸気フィルターがついています。この2枚の吸気フィルターは簡単に取り外しでき、定期的に清掃する必要があります。水洗いも可能。上下のゴムパッキンは、ドレンホース差込口とドレンカバーになります。このエアコンはノンドレン構造ですが、湿気が多いと余分な水分はドレンホースから排出する仕様となっています。
MAXZEN スポットクーラー 4~5畳用 MSC09JH 排気ダクト
背面に排気ダクトをつけてみるとこんな感じ。この通り、思ったよりもかさばると思いました。本体サイズ以外にもこの排気ダクトを取りまわす領域が必要になるので全体的には場所を取ります。
MAXZEN スポットクーラー 4~5畳用 MSC09JH パネル設置を試みたが…
一点問題が。
パネルはこちら。
排気ノズルはこちら。
比較してわかるようにパネルの幅よりも排気ノズルの直径のほうが大きいです。
つまりこれは窓が壁側にぴったりついている場合、パネルを設置できたとしても排気ノズルは幅をオーバーして接合できないのです。私はそうでした。
では壁側ではない逆側にパネルを設置しようとしたのですが、排気ダクトが大きいので場所を取るんですよね。できれば部屋の隅にエアコンを設置したかったのですが、パネルでは難しいようでした。それで諦めて直接排気ダクトを窓の外に出す方法にしました。いずれ簡易的なパネルを自作しようかと思います。
まあでも、このように設置が難しくてもなんとかなる、のがスポットクーラーの良いところとは言えます。
MAXZEN スポットクーラー 4~5畳用 MSC09JH 涼しいのか?
6畳で使ってみました。すみません。めっちゃ涼しいです。驚きました。これで2万円ですか?すごいです。寒いほどの風が来ました。強と弱がありますが、弱で十分だと思います。これはまともなエアコンですね。
弱でも風量が多すぎるぐらい十分ですので、その分音もします。これは機械的な音ではなく、風の音が大きいという感じで不快には思いませんでした。ただつけている状態で部屋の外から呼びかけられたとしても気づかないぐらいにうるさいです。また寝ている間につけられるかというと、個人差はあると思いますが、私は難しいように思います。
ただ思ったよりも結構冷えます。
私としては、しっかり冷えて、かつ16kgで持ち運びしやすいので買って良かったと思っています。ただ10畳など比較的広い場所で使うなら役不足になるかもしれません。あくまでも私は6畳メインで使用しています。
それでは暑い夏を乗り切りましょう!