monoです!
さて。買いました。加湿器。象印スチーム式加湿器ホワイトEE-DD35-WAです。カラーはグレーもありますけど家電はホワイトがやっぱり無難ですね。
まあカラーはいいとして。
加湿器なんてこれまで考えることもなかった。
まあちょっとした無印良品で売っているようなアロマを入れる加湿器なんか見ることもありましたけど、多少気分が上がるとかその程度だしな、なんて思ってたわけです。
私が浅はかでした。なんと。
加湿器は暖かくなる!
という衝撃の事実を知りました。panasonicの公式サイトに以下のような説明があったんです。
「湿度」の増減は体感温度に大きく影響し、気温が高くても湿度が低ければ暑さや不快さは感じにくくなり、気温が低くても湿度が高いと寒さを感じにくくなります。 そのため、快適な室温で過ごすためには、温度だけではなく湿度も把握することが大切です。
panasonic公式サイトより
つまり気温は気温であり加湿器で上げることはできませんが、体感温度は加湿器で上げることができるんです!
このことを知らずに人生を終えたかもしれない…。
節約派については朗報ですね。ストーブの温度を上げずとも加湿器でカバーできるということなんです!
あっ、でも今回購入したのは象印でpanasonicではありません…すみません。
とりあえず開封しながら見ていきましょう。
外箱
この通り、購入したのはEE-DD35のホワイト。このDD35は水タンクが3リットルで木造6畳用。このほかにEE-DD50というシリーズがありますがそちらは水タンクが4リットルで木造8畳用となります。でも畳数だけを考えずに水タンクが大きくなると本体重量も重くなり、本体サイズも大きくなるのでご注意くださいね。DD35でも結構大きいですよ。
付属品
注意書きにもありますが、アロマオイルは使えません。あとはクエン酸洗浄用のクエン酸が1回分付属されています。1~2か月に1回クエン酸洗浄を行う必要があります。面倒と思うかもしれませんが、基本的にノーメンテナンスの加湿器はありませんので、どれがまだマシかという観点で選ぶことになります。その点では、この加湿器はクエン酸を買っておけば30グラムを入れてクエン酸洗浄機能を実行するだけで済むので楽な方だと思いますよ。
お手入れについて
ということで説明書の中にある「お手入れについて」のページを掲載しておきますね。右側のページが「お手入れ」になります。上ぶたと内ぶた定期的に水で洗います。
そして次のページの左側に「お手入れ つづき」として書かれています。1~2か月に1回のクエン酸洗浄の説明です。
本体
本体はこんな感じです。ホワイト一色ではなく、操作パネル部分がアイボリーになっておりリビングに置ける少しお洒落なカラーリングとなっています。本体右側にはシールですがこの加湿器の特徴が書かれています。沸騰させた蒸気のスチーム式となっているので清潔です。他の加湿器ではスチームであっても超音波でスチームを生成する方式もあり、その場合は沸騰させないため清潔とは言えないのです。このあたりは調理家電に強い象印らしい設計となっていますよね。あと「お手入れ簡単」とは書いていますが、先ほどの説明書に書かれている程度のお手入は必要なので、あくまでも他の加湿器と比較して簡単と言えるという程度とお考え下さい。それでもフィルターが不要なのでフィルターのメンテナンスが必要ないのは確かに簡単と言えるでしょう。
操作パネルのボタンは突起物がなく、水にぬれた手で触っても安全な構造。基本的には電源を点けると動作するシンプルな操作です。加湿の強さや自動か手動かはもちろん選択できます。
「明るさ切り替え」は選択状態が緑色に光るのですが、その光の強さになります。必要なのか?と思うかもしれませんが、夜に寝室で使う場合には弱い光にすると睡眠を妨げないようになっています。このあたりもよく考えられていますよね。案外、この点は家電の盲点で、明るさを調整できない家電は結構あります。
上部を見てみると取っ手があります。この取っ手がしっかりしているので安心です。全体的に安心・安全に重きが置かれて設計されているのが好印象です。
真上から見るとこんな感じです。この網目状のところから蒸気が出てきます。温度は65℃にも上りますので赤ちゃんを育てていたり、ペットを飼っているなら注意が必要です。
そしてメンテナンス時にフタを開けることになりますが、ロック解除を動かしながら同時に中央下部を押すとようやく開くようにようになっており、あえて簡単には開かないようになっています。この点も安全な設計です。
本体背面
背面にも説明が記載されています。加湿時最大消費電力は305Wです。しかも常に加湿しているわけではないため結構お得ではないかと思いますがいかがでしょうか。
上ブタを開けてみる
こんな感じになります。
おっとなんだか炊飯器とか電気ポットみたいな雰囲気。象印の得意分野ですね。このあたりは象印の長年の経験が生かされていることと思うので安心です。
水を入れる
水を入れてみます。で、これがですね。直接本体に水道の蛇口からは入れることは勧められておらず、このようにピッチャーやペットボトルなどで入れることになっています。ここが少し面倒と思います。水道の蛇口から入れると本体が濡れる危険や、そもそも本体が大きいので蛇口の下に潜り込ませることができないこともあります。
コンセントを入れる
電源コードをくっつけるだけです。ちなみのご覧の通り、コンセントが短いです。あとコンセントがマグネットでくっついているだけの簡単に外れるタイプになっていますのでこれが便利。このあたりも象印らしい設計です。差し込み式だと濡れた手で引っ張ろうとすると感電の恐れがありますよね。
スイッチON!
こんな感じで設定された文字部分が光るようになっています。これ、考えられていますよ。寝室のように暗い時にどの設定になっているか一目瞭然ですよね。
ただ一点欠点をあえて言えば、ボタンが本体の横にあるので押しにくいです。この手のタワー型家電というのは上部にボタンがあったほうが押しやすく見易いというのは鉄則なのですが、もしかすると上側に蒸気が昇るので、上部にボタンがあると危険なのかもしれませんね。
実際のところどうなのか?
これ、凄いと思いました。一言で言うと、居心地の良い空間になります。
まず沸騰させた蒸気が65℃なのでそもそも暖かくなるわけです。さらに加湿自体が冒頭の通り体感温度が上がります。感覚的には1~2℃は確実に上がるように思います。例えばストーブの温度設定を19℃にしても寒っという感覚がなくマイルドになるんですよね。もちろんこの辺りの感覚は地域の気候によってまた個人差もあります。
節約志向の人はストーブの温度設定を1℃上げるだけで敏感になるはず。でもその1,2℃分を加湿器の305Wで補えるとすればなかなか良いと思いますよね。ただし繰り返しますが1,2℃分本当に補えるかどうかはこのブログが保証するものではありませんのでご注意ください。
あと、象印らしく調理家電を長年設計してきただけのことがあり、安心・安全ですよね。加熱式なので清潔だし、水を扱うことを十分考えられた設計となっています。就寝時に使うことも考えられている。複雑なフィルターもない。基本水洗いで終わるし、1,2か月に一度クエン酸洗浄。クエン酸洗浄もクエン酸を入れてボタンを押すだけ。
ということで単に加湿目的だけではなく、暖かいお部屋にするために加湿器はいかが?この象印スチーム式加湿器 EE-DD35は買ってよかったです。
それでは寒い冬を乗り越えよう!