monoです!
このブログでは寒さ対策のためにいろいろ試しています。
加湿器
USB電熱ジャケット
一人用コタツ
300Wのミニセラミックヒーター
お気づきの通り、最近の物価上昇や電気料金値上げのため、いかにして省エネで暖まれるかをテーマに取り上げてきました。
ただ…。
カチケチしているだけでは生活を愉しめない!
ということを先ほどの象印スチーム式加湿器EE-DD35で感じました。このスチーム式加湿器はもちろん加湿を目的としているわけですが、私としては加湿をすると生活が豊かになるんだなということをしみじみ感じたわけです。
そもそもこのブログはコーヒーを愉しむことが原点となっており、コーヒーを愉しめる快適な環境を整えるために暖房器具も考えているわけです。
そのコンセプトで考えていると、今回の±0プラスマイナスゼロ カーボンヒーター H210はピッタリです。
プラスマイナスゼロとは?
2003年に誕生した日本発の家電・雑貨ブランドでもう20年以上経つんですね。
言ってしまえば無印良品に近いコンセプトかなと思いますがパクリではなく、どちらもプロダクトデザイナーの深澤 直人氏が関わっていますので、ブランド名は違えどコンセプト的には似ていて当然とも言えます。
±0プラスマイナスゼロ カーボンヒーター H210
やはり無印良品のようなシンプルで生活に寄り添いつつも生活臭がないデザインっていいですよね。
さらにこのカーボンヒーターH210ってワット数が300Wなんですよね。300Wってあまり電気代を気にせず使える暖房器具です。軽いから持ち運びも簡単だし1台あってもいいなと思ったわけです。しかも5,000円ぐらいならお手頃な価格。まあ300Wのカーボンヒーターなら4,000円以下でも購入できるので安いわけではありませんが、先ほどの通り、デザインの心地よさからくるぬくもりといった雰囲気作りも大切ですよね。そのあたりを考えると高くはないかなと。
前置きはこれぐらいにして、では見ていきましょう。
外箱
外箱はこんな感じでシンプルです。
ちなみに中国製であることがわかります。
中身
箱を取り出すと、入っているものは本体と説明書だけです。
説明書
説明書の注意事項はこのように書かれています。上方100cm以上、背面30cm以上、前方100cm以上、側面70cm以上。つまりテーブル下などに置くことは基本的には禁止となります。テーブル下に置きたい場合は冒頭でご紹介した一人用コタツなどが良いですね。もちろん一気にダサくなります。
本体の説明などはこのように書かれています。操作はシンプルですね。上部のダイヤルでOFF、ON、首振りの3種類切り替え。300Wでカーボンヒーターは一本のため強弱調節はできません。基本的に本体は床に置くものなので、操作パネルが上部にあるのは使いやすいですね。重さは1kgなので持ち運びもらくらく。
本体
では本体を見ていきましょう。ちなみにブラウングレーを購入しました。ホワイトも良いのですが、ホワイトはよくある色ですが、ブラウングレーは少し変わった色合いだったので。
操作ダイヤルはこんな感じです。ダイヤルが大きいので使いやすいです。ただご覧の通り、パーツの組み合わせはずれていたり隙間が空いていたり、組み立て品質はそれほど高いわけではありませんね。まあでも気にならないと思います。
全体はこんな感じ。なかなか渋い色合いですし、ガード部分のブラックが締まります。ちなみにホワイトだとガード部分がシルバーメッキになりますのでよくあるカーボンヒーターと同じになります。この手のヒーターは円柱型が多いですが、円錐型なのがひと手間かかっていて異国風情がありお洒落ですよね。
シンプルなのですが、見れば見るほど優しいデザインをしています。
背面側です。
取っ手の開口部も大きく持ちやすいです。排熱用の穴も大きめで良いデザインですね~。一味違いますね。
点火してみた
こんな感じです。300Wとは言え、温風ヒーターのようなものよりも、このように赤く光るほうが体感的にかなり暖かいですね。ただよく見ると赤く光る部分は本体高さの半分程度です。まあでも十分温かいです。
デザインやカラーが若干アウトドアっぽい感じがするのかな。赤い明かりを見ていると焚火とかランタン型ストーブに近い感覚。ブラウングレーでよかった。
想像以上に良い感じです。デザインやカラーって大事ですね。
取っ手はこんな感じで持ち運びしやすいです。
首振り機能
そしてこのH210で嬉しいのは首振り!首振りでなければ1か所を暖めて熱くなってしまいますが、首振りを使うとまんべんなく暖められるので、この機能は必須とも言えます。
首振りONにすると左向きでここまで。
右向きでここまです。仕様としては首振り角度84°なのですが思ったよりも回転しますね。これだと十分のように思います。
さいごに
使ってみれば暖かさとしてはいわゆる300Wカーボンヒーターだとは思います。ただ、やはり円錐型デザインが良いなぁとしみじみ感じます。そしてブラウングレーがカーボンヒーターの赤い光とマッチして焚火のような温もりを感じさせる暖かさです。首振りも気が利いてますし、5,000円弱なら安くはないけど高すぎるわけでもないといった感じでデザインを含めるとコスパ的にも良い感じに思いました。単に暖まる以上の温もりとか豊かさを感じられるカーボンヒーターだと感じました。
それでは気持ちを豊かにする暖房器具で暖まって寒い冬を乗り越えましょう!