monoです！
寒い冬。どのように暖を取って生活していますか？
最近、こんな記事を書きました。筒形デスクヒーターが流行っています。
なぜかと言うと、100Wという省電力にもかかわらず熱が逃げにくい構造なので暖かい。このような製品が実現するのはおひとり様用だからできることなんです。
日本でも少子高齢化が進み、同時に電気代値上げ。そんな時代に部屋を暖めずに体を温めるというおひとり様用暖房器具は人気となりつつあるのです。
しかしそこで注意したいことが一つあります。それは…。
ヒートショック
ヒートショックとは、家の中の温度差が激しいと血圧が急激に変わり心筋梗塞や脳卒中につながりかねません。最悪の場合、孤独死も考えられます。
おひとり様用暖房器具があるからと言って、部屋を全く暖めない場合どうなるでしょうか。例えばトイレや浴室に入る時、おひとり様用暖房器具を外すことも多く危険です。
そこで…。
超コンパクトな人感ヒーター
の出番になります。
なぜ超コンパクトのものを選ぶかというと、トイレや浴室の脱衣室に配置するものとしては場所を取らないことと、節約志向から消費電力は少ないものが良いですし、脱衣場で使うということは同時にドライヤーなども使いますのでブレーカーが落ちないような併用可能という点でも消費電力は少ない方が良いです。
このトップランド セラミックヒータSC-CH400WTは消費電力300Wで少ない、そしてコンパクトなのでその点でベストと言えるでしょう。
そこで買って使ってみましたのでレビューしたいと思います。
外箱を見てみる
まず外箱の横側にいくつか特徴が。実は足元だけではなく手元に使うことも考えられて設計してあります。これがまたおひとり様用暖房器具を使う場合は、部屋の温度が低い傾向があるので、手元は少し寒くなりやすいです。手元をこれで温めることはできるのは便利ですよね。
そして消費電力最大300Wのため電気代は1時間あたり8.1円。節約志向のある方は意外にかかるかなと思うかもしれませんが、常時つけるものではないので許容範囲かと思います。
外箱の裏面を見てみましょう。このヒーターの最大の特徴は人感センサー付き。電気代を節約できます。それでもヒートショックが心配だと思いますので、一度人感センサーを反応させて部屋を暖めてからもう一度、部屋に入るという二度部屋に入ることした方が良いですよ。
そして作動範囲に注目。上下方向に60°動きます。上方向だけでいいのでは？と思うかもしれませんが、先ほどの通り手元を暖める際に下方向も必要なんです。よく考えられていますよね。
開封
開封するとこんな感じ。ビニール袋で梱包されていて安心。ごくシンプルに本体と電源コードだけです。電源コードは外せません。
本体を見てみる
本体はこんな感じで無印良品っぽいシンプルなデザインで好印象。
４面を撮影してみました。ロゴもなくシンプルですよね。これなら足元においても手元に置いても見栄えとしても邪魔にならない。底面中央にある突起物は転倒時自動OFFのための検知機能のになります。
操作パネル
操作パネルも至ってシンプル。人感センサーはON/OFFできるので普通のスイッチでON/OFFできるようにも切り替えられます。風量は３段階指定できますが弱や中でもトイレ程度の小さい空間であれば十分温かくなります。
風量の状態を表示するランプが青色LEDです。視覚的には青だと寒い感じがするので普通に赤色LEDのほうが良いのですが、このようなヒーターは暗い場所に設置することがよくあります。センサー状態は赤色、風量は青色ということが分かるため、暗い場所でもセンサーが付いているのかどうか判別できるようになっているので、設計としては考えられています。
背面のフィルター
背面のフィルターがどんな感じが気になりますよね。背面パネルは簡単に外すことができました。粗いフィルターが入っていました。トイレや脱衣室などはホコリの塊が隅にたまっていることもありますので、ここで大きなゴミを取り払うことができますので安心ですね。
少し気になったのは
上下の角度が外箱だと均等に動くような説明に思いましたが実際には下側はそれほど傾きませんでした。ただ下向きの場合はテーブルの上に設置して手元を暖めるような使用方法になると思いますので、この程度の傾きでも不満はありません。
買って良かった点や気になった点は？
買って良かったと思います。
やはり人感センサーがいいですよね。足元にあるので電源を毎回ON/OFFにするのは面倒くさいから人感センサーでONになるし、その後3分は稼働するようになっています。
サイズも小さいので棚の一番下などにも置けるので便利。デザインもシンプルで良い。
消費電力最大300Wだし、電気代が気になるなら風量を弱にすればもっと少なくなる。
大きな部屋を暖めることは難しいですが、小さい部屋をスポット的に暖めるには十分。私は風量「中」で使っています。
欠点は人感センサー自体が数時間経過すればOFFになること。この点はおそらく安全のためだとは思いますが、半日程度はついていて欲しいなぁとは思いました。この欠点は些細なものではなく、ほどほどに問題かなと思います。私は人感センサーを目当てに買ったわけですが、その人感センサーが数時間で眠ってしまうのは少し期待外れという感じはありました。そこそこの頻度で腰をかがめてスイッチをONにして付けていますが人感センサーとは何か？と問いかける気持ちになります。この点さえ改良されればさらに2,3個買いたいぐらいです。
それにしても3,000円～4,000円ぐらいというお手頃な価格だし、これでヒートショックから守れるなら安いですよね。
それでは寒い冬を乗り越えましょう！
