monoです!
冬本番に入ります。それで先日は次のような記事でミニホットマットを探して購入しました。これが3,000円程度で買えるし小回りが利いて重宝してます。
実はそんなに大きなストーブとか必要ないんじゃないかと気をよくして今度は目をつけたのが、小型のセラミックヒーターです!
購入の条件としてまず予算は5,000円程度とします。そして小さくてコンパクトであること。ただ小さすぎて暖まらなければ意味がないのでワット数は1,000W以上の熱量があること。またコンパクトでもできるだけ高さがあれば体を温められるかと思ってタワー型が望ましいと思いました。
そんな条件で探しているとamazonのセラミックヒーターの売れ筋ランキング上位5位以内に入っていて5,000円程度だったので購入しました。
ただその後、売り切れてしまいましたので、同じと思われるストーブが他の業者も取り扱っているようでこちらです。ただ少し高くなっているのが残念。
このヒーターの良いところはまずスリムタワー型なので高さがありつつコンパクトであること。5,000円前後で購入できる(今では少し高くなっているようですが)ことや、リモコン付き、温度調節付き、首振り機能あり、となんとも欲張りの仕様です。日本メーカーではないけどPSEという日本の電気用品安全法に準拠した製品のため安心。
外箱
外箱はこの通りで、本体のデザインが生活感がなく、シンプルかつ若干近未来なところが気に入りました。1,500Wとの記載があるのですが、それは海外モデルの120Vの場合で、日本国内モデルは1,200Wになります。
外箱を開けてみる
外箱を開けるとこんな感じで丁寧に梱包されています。まず箱を空けると1年保証とのこと。本体はビニール袋で包まれ、コンセント部分の端子も半透明のキャップがつけられていて日本メーカーと遜色はありません。
説明書
説明書はこの通りわかりやすい完全日本語になっています。
本体を見てみる
本体を取り出して見ました。デザインがシンプルでスクエアなので高級感さえ感じてグッド!サイズは13cm×13cm×21.3cmです。このままだとサイズ感がよくわからないと思いますので隣にマグカップを置いてみました。そこそこ高さがありますが、かといって大きすぎずのベストサイズ。
例えば次のようなアイリスオーヤマのセラミックヒーターも同じ1,200W。4,000円程度で買えるのですが、ご覧の通り、温風が出てくる部分がかなり低いのです。しかもデザインがダサい。
網目もこんな感じで細かいので間違って何かが入って燃えてしまう心配もありません。
操作パネル
このファンヒーターの特長として操作パネルが上部にあります。これがピアノブラックのツヤツヤしたタッチパネルになっているため高級感があり、他のファンヒーターと一味違って先進的な雰囲気があり気に入っています。ピアノブラック部分は傷がつかないよう最初はフィルムが貼ってありますので剥がすとこの通りです。「覆い掛け禁止」という文字がちょっとダサいですけど、おそらくPSEのことを考えてだと思います。まあでも表面にそのまま印字されているわけでなはいのでそんなに目立ちません。
さらに面白いのがこのタッチパネルが手動ですが起き上がって自由に角度を調節できるようになっています。遠くから見てもどのような設定になっているのか一目瞭然。
しかもリモコンがこの起き上がった操作パネルの下に収納できるようになっていてスゴイ。これ設計した人なかなか賢いと思う。
リモコン
リモコンのデザインもアイコンだけでシンプル。電池はボタン型のCR2025になります。電池も付属していますが、交換する際は200円ぐらいで売ってます。
本体背面
本体の背面を見てみましょう。
しっかり主電源もあるため、リモコンなどで操作しても主電源がOFFになっていれば誤動作しないという安心設計ですね。そしてPSEのマークもついています。
さらにこのファンヒーターの良いところが、背面はフィルターが1枚入っていて洗うことが出来ます。これ当然のことではなく、フィルターがないためにゴミをそのまま吸い取って熱板や表側の裏面にゴミが付着してどうしようもなくなるヒーターもありますので要注意。
さらに上側には取手がついていて簡単に持ち上げられます。重さは2.17kgなので軽々で、コンパクトだけと背が高いので持ち運びやすい。
さらに気づかなかったのですが裏面を見ると…なんと円盤があってそこに電源コードを巻き付けて収納できるようになっていた!
電源をつけてみる
まず主電源をつけると左の状態でデジタル表示部分が点灯します。そしてタッチパネルの電源ボタンを押すと温風が出るます。温風は温度設定ができるようになっていて+-ボタンで17°~37°まで調節できるようになっています。ただ温風自体の温度調節ができるわけではなく、室温に合わせて強弱の設定が切り替わるだけのようにも思えました。それでもこの機能があるのとないのとでは大違いですよね。
温風モードは3種類あり、左から高温風、低温風、送風となります。操作パネルの下の部分が濃い赤、薄い赤、水色の3種類に変わるのでわかりやすいです。
ちなみにパネルを起こさなくても温風が出ていることが赤い光で確認できるようになっています。
さらにタイマー設定もでき0~24時間まで設定できます。時計のアイコンを押してから+-で時間単位で設定できます。説明書無しで直感的に操作できる。この機能は指定時間が経過すると電源OFFになる機能で、その逆の指定時刻に電源がつくいわゆる「おはようタイマー」のようなものはありません。
そして首振り機能!台座と比較して45°向きが変わっていることがわかりますよね。首を左右に45°まで振るので温かい空気を拡散することができるんです!
そしてリモコンもあるのがとても便利!首振りもあり扇風機と同じ感覚で使えます。
またメモリ機能があるので電源OFFにしても設定した温度と温風モードは覚えていますので便利です。電源をつけると毎回高温風から始まるというファンヒーターもあるので地味に便利。ただし首振り設置とタイマー設定はリセットされます。
気になった点
これは開封時から感じたのですが、プリンターのインクのようなにおいがします。これは新品のストーブはどれもそうなのですが、灯油ストーブよりも熱量が弱いために臭いが抜けるのに期間がかかります。使い方によっては1カ月~数カ月ぐらいは臭いが残ります。
それから操作音(ピーという音)がします。音は大きすぎず小さすぎずでごく普通の家電の電子音ですが、音を出したくない人には気になると思います。
あと個人的に一番の欠点として感じているのは、ワット数を手動で指定できない点。温度設定をしてオートで弱と強が切り替わるのは便利ですが、その反面、ずっと弱で動作させて電気代を節約したい、という使い方ができないのです。
あとは視覚的には暖かい感じがしない。遠赤外線のカーボンヒーターのカッと燃えるようなオレンジ色が見えないのは少し残念なところ。
暖かいの?
熱量としては灯油ストーブにはもちろん劣るので真冬でこれ1台というわけにはいかない。でもスイッチつけて10秒ぐらいで温風が出てくるし、昔の電気ストーブと違って温風が出る事と首振りするためフワーッとした感じになり体感的にも違いますね。そして高さがあるため膝下あたりにも温風が来るのがこのタワー型の良いところ。
ただ足の指先などが冷たくなる方はミニホットマットなどで温めた方が良いと思います。ミニホットマットは経済的だし3,000円ぐらいで買えますよ。よかったらこちらもご覧ください。
音は?
音も低温風なら静か。高温風は音はするけど灯油ファンヒーターよりは静かです。
※暖かいか、音はうるさいか、などは個人の感じ方に違いがありますのであくまでもこの内容は参考として、自己責任でご購入ください。
さいごに
これは買って良かったと思いました。とにかく設計が秀逸。デザインと操作性が両立されているし、リモコンや電源コードの収納まで考えられている。縦長のタワー型はそもそも少ないし、これは大きくなりすぎずにコンパクトだからすぐに移動できる。
私が購入したのはKLOUDICというメーカーだったのですが、同じタイプと思われるストーブはこちらです。
それでは寒い冬を乗り切りましょう!