もののせかいのmonoです!
夏はどう涼しく過ごすかが大きなポイント。
そのためにはエアコンもいいけどいろんな事情もあって冷風機を選択する人もいる。
そして今、人気なのはミニ冷風機。ミニクーラーと言ったほうが聞こえはいいみたいだけど同じ。
このミニクーラーはamazonだと3,000円程度から購入できるのでお手頃価格だし軽量でスペースも取らないというお手軽さが受けている。ただ期待外れといったコメントも見られるので実際にどんな感じなの?というところが気になると思います。
3,000円~4,000円程度の予算でどんなミニクーラーが売れているのかはこちらに記事を書いていますのでご覧ください。
私は「ここひえ」2020年モデルを買ってみました。9,000円近くするので相場と比較するとかなり高いのですが、希少な純日本でサポートしているミニ冷風機なのでやはり気になって買ってしまいました。
前回は開封レビューをしましたのでよかったらこちらの記事もご覧ください。
今回は実際に使って見たいと思います!
まず水を入れる
まず水を入れるためにタンクを上にあげて外します。
このように上にあげると水タンクは簡単に外せます。それで水を入れる際に本体を動かさないで済むのは良いところですね。
そして水をMAXのラインまで入れて元の場所に戻します。ちなみに2020年モデルでは前年モデルから水の量が1.6倍になったようで、600mlも入ります。ここもポイントで他の製品と比べるとわかりますが結構たっぷりですよ。
残量の窓を見るとこんな感じですけどちょっとわかりにくい。
スイッチON!
スイッチを押すだけ。最初押すと少しファンの回転が上がってから少し弱くなって安定するという感じの動作です。ボタンを押すたびに弱⇒中⇒強⇒弱・・・の繰り返しです。スイッチを切る時は長押しで切れます。
タイマーも押すたびに1⇒2⇒4時間に変わります。タイマーがあるのもここひえの特長ですね。
で、涼しいの?
ここが肝心ですよね。ここがやはり表現が難しいところ。冷たい風は確かに来ます。でも「かんたんスタートガイド」にある通り30cm以内にいることが大前提です。それを守れば涼しい風は少し楽しめるというぐらいです。特に普通のエアコンに慣れてしまっていれば、なんじゃこりぁということになりかねません。
音はどれぐらいうるさいの?
公式サイトの説明では低騒音ファンなので弱で42.3dBとのこと。
実際にスマホのアプリを使って計ってみると弱で38dBでした。スマホのアプリなので誤差は多分にあると思いますし公式サイトの説明のほうが大きい数値なので公式サイトの説明は誠実な値だということがわかります。
そして中にしてみると40dBでそんなに変わりませんでした。風量も小と中ではそんなに変わりませんでした。
ところが強にするとウォーンという大きな音がしてこんな感じで約50dBに一気に跳ね上がりました。
風量は?
それで風量としては強ぐらいが必要なのですが、強だとデスクトップパソコン持っている人なら想像できると思いますが、Windows XP時代の頃のスイッチを押して起動した直後に一度ウォーンってファンが動作すると思うのですがその音ぐらいはします。
つまり強をずっと使うことは難しいぐらいのレベル。弱と中が音の大きさとしては使える。
つまり、音的には弱と中がいいけど、風量としては強が必要というジレンマに陥ることになります。
まとめ
それでここひえR2 2020年モデルは買いなのか?
使う人によって評価が大きく分かれると思います。
エアコンがダメで微弱な風でも満足できる人、高齢の方へのプレゼントだったらいいかもしれません。
普通の冷えを期待するならやっぱり窓エアコンとか買った方がいいし、風量の強い扇風機を買った方がいいと思います。ミニクーラーは一言で言えば微小の冷気を感じ取る意識と覚悟が必要です。初心がそれぐらい低姿勢だと思ったよりもいいかも?と感じられます。
ここひえはミニクーラーとしては音の大きさや風量としては標準的なレベルだと思います。ミニクーラーによってはここひえの中レベルぐらいしか風量が出ないものもあります。ここひえは強もあるのでうるさいですが一応試してみてあきらめがつくという点ではまだマシかもしれません。あと前回の開封レビューでも書きましたが説明書がまともですし、フィルターが交換できたり高齢者向けの設計が意識されていますのでその分高くなっています。その点を評価するかどうか。
ここひえで満足できない場合はミニクーラー自体がダメだということになると思います。
私としてはお蔵入りする可能性があるならamzonで3,000円~4,000円程度のミニクーラーをまず買って試してみたほうががいいかなと思いました。ここひえと同じ予算でもここひえでなければ二台買えますのでステレオスピーカーのように置くということもできますよね。
こんな首振りタイプのミニクーラーも今人気のようですので買ってみました。ただこれが思っていたのと構造が違っていまして…。買ってみないとわからないですね。
自動首振りミニクーラーのレビューはこちらをご覧ください。
ここひえR2 2020年モデルはこちら。
ここひえR2 2020年モデルが実際にどれぐらいの風力でどれぐらい温度が下がるのか徹底比較した記事はこちら。amazonの冷風機売れ筋人気ランキング上位に入っている二台とそれぞれ徹底的に比較していますので自分にあった冷風機を選ぶことが出来ます。
2021年はここひえR3の登場。開封してR2と比較した記事はこちら。
それでは楽しく夏を乗り切ろう!