こんにちは。monoです。
1万円程度で買えるお手頃価格ながらも、抽出後のサーバー内のコーヒー温度72度程度の十分な熱さ、拘りがなければ挽きたての味をほどほどに楽しめる、ビタントニオの全自動コーヒーメーカーVCD-200。
ところで、皆さんは“全自動”コーヒーメーカーの全自動に何を求めるでしょうか。
全自動って、簡単に言えば楽をしたいのではないでしょうか。
でも、飲むまでが楽でも、飲んだ後大変だったらどう思いますか?
平日の朝、出社する前に飲むことを考えてみてください。全自動コーヒーメーカーであれば、どんな機種でもスイッチオンだけで挽きたてコーヒーが飲めます。でも飲んだ後、コーヒーメーカーの各パーツの清掃に手間がかかったら…遅刻です!
それでもし後片づけが大変だったら“全自動コーヒーメーカー”の価値も半減してしまいますよね。
でも一般的には味や価格ばかりに注目され、このあたりはあまり語られることは少ないのです。
それでは、このビタントニオのコーヒーメーカーVCD-200の後片づけは実際のところどんな感じでしょうか?
ちなみに1万円程度で買える全自動コーヒーメーカーのアイリスオーヤマIAC-A600
シロカの全自動コーヒーメーカー SC-Aシリーズ
も同じパーツ構造なのでメンテナンスは大差ありませんのでご参考にしてください。
飲んだ後、フタを開けてゴムパッキンを見てみる。
まず上蓋を開けてみます。すると…。うわっ。ゴムパッキンにたくさんコーヒーの粉が付きまくっています。これはプロペラ式ミルが砕いた豆の粉が上に舞い上がってついてしまうのでしょうね。このパーツを毎回洗う必要がありそうですね。
このゴムパッキンは左に軽く回せば簡単に外れますので外して洗えるようになっています。
でもゴム部分も分解して洗いたくなるでしょうか?
その場合はこのゴム部分を外すためには…裏側の…見てしまった…。(@_@。
こんなにボツボツ出ている突起部分を引っ張って外していく必要があるのですが、簡単には外れません。ゴムなのでビョーンと伸びてちぎれそうになるぐらいゴムを引っ張っていかなければならないのです。
このゴムパッキン部分を外すのが、このコーヒーメーカーの一番の難関!それで毎回このパッキンを外すのは現実的ではありませんので、毎回は外さなくてもいいと割り切ったほうがかもしれませんが、衛生面で気になる方は要注意。
ミル側を見てみる。
さて。こちらのミル側も、コーヒーの粉が付着しています。
それでステンレスフィルターを取り出してみると…。こんな感じで裏側にはごっそりコーヒーの豆のカスが…。ちなにみコーヒー豆1杯分です。
フィルターを取り出した後、ミルの底にもコーヒー豆のカスがゴッソリーナ(´・ω・`)
こういう粉、どうしようか。そのまま洗い流すとシンクが詰まってしまうでしょうか…。ペーパーフィルター不要で簡単と言われていますが、後片づけが相当大変になります。
まぁ山場はそんなところで、バスケットを取り出した後の本体の底の汚れはほんの少しですが、ここは水で洗い流すことはでできませんので、キッチンペーパーなどでふき取る感じになるでしょうか。
コーヒーサーバーの内側はこんな感じでシンプルな形状なのでさっと洗い流せそうですね。
まとめ。
いかがでしょうか。
毎回洗うパーツはバスケット、ステンレスフィルター、ゴムパッキン、コーヒーサーバー、コーヒーサーバーの蓋の5つもあります。
しかもペーパーフィルターが使えないので、コーヒー豆のカスが散乱しています。洗うときにコーヒー豆がそのまま流れてシンクが詰まらないように考える必要もあります。
1万円台の全自動コーヒーメーカーは全てこんな感じで後片づけがちょっと面倒になります。
これを見て後片づけが大変だと思われるなら、2万円以上しますがシロカのコーン式全自動コーヒーメーカーSC-Cシリーズは洗うパーツがシンプルなのでおススメですよ。
全自動コーヒーメーカーは後かたずけまで具体的にイメージしてから購入したほうがいいですよ。
それでは!!