こんにちは!monoです!
こちらの開封レビューで紹介しましたが、このビタントニオのコーヒーメーカーVCD-200。
本当に雑貨みたいでかわいい。(*^^*)
アイボリーという色はホッコリしますし、アクセントとなる大きめのダイヤル式ツマミ、ブリキっぽいシルバーの表面加工…、アナログ的な要素がふんだんに取り入れられ、なんとも味があるのです。
実際、他のコーヒーメーカーと比べてみてください。左はsiroca全自動コーヒーメーカーSC-C122です。
こんな感じで大抵コーヒーメーカーはごつくてブラック系です。もちろんこのブラック系もキッチン家電の王道として悪くはありません。プロフェッショナル感を出しつつ、コーヒーの汚れが目立たない実用性も兼ねてそうなるのです。
でもあえてビタントニオはアイボリー。
アイボリーは自然界によく見られる白なので目に優しくリラックスできます。コーヒータイムにもぴったり、ですよね。
そうそう。でもこれはコーヒーメーカー。可愛いだけではいけない。コーヒーのお味はどうなのでしょうか?
では早速コーヒーを作って飲んでみましょう!
上蓋を開けてみる。
よいしょ。ここは少し硬めなので本体を手で押さえてフタを上げる必要があります。
そうすると水タンクがあらわれます。この水タンクはバケツみたいになっていて取り外しができるので便利だなぁ~って思うのですが。
実は私はブリタのポット型浄水器を使っていまして、基本、水タンクは置いて水を入れなければなりません。
でもこの水タンクの裏側を見てください。底にはしずく漏れの弁とかゴチャゴチャついているので、水タンクを外して置くことはできないのです。ですので、水道水を蛇口から入れる場合は外れて便利と思いますが、私の場合は裏面がフラットでなければ意味がありませんでした。
それで私はタンクは本体に設置した状態で水を入れました。水を入れる口は広いのでそんなに気を遣わずに入れることができますよ。まあでも本体は電化製品なので水をかけないようタンクを外したほうがいいのですが…。
ジョボジョボ~。
水の水位は階段上になっていて、4杯分の目盛りは一番手前なのでわかりますが、私のように1杯分しか作らない場合は一番底にある目盛りになり、ちょっとわかりにくいのです。
次に、豆を入れましょう。
豆の投入口のところに豆をざざ~っと入れますよ。奥底にはミルがキラリと光っています。
豆を挽きます。
豆の挽き方は二段階で指定できます。私はもちろん細挽きにしました。白いランプが淡く光るところもなかなかレトロ感があります。
そして。
スイッチオン!!
この淡く光っている白いボタンを押します。
そうすると、緑に光るんです。誰にでも開始したことが一目瞭然。
これからミルの豆を挽く音がします。
これはまた記事で書きたいと思いますが、極端にうるさくもなく静かでもない感じですね。シロカSC-C122やパナソニックNC-A56などの他のコーヒーメーカーも使っていますが、それらと比較すると、このコーヒーメーカーは奥で鳴っているブーンという感じ、車の音に近いかもしれません。個人差はあると思いますが音質的には一番受け入れられる音、だけど静かというわけではない、という感じでした。
そしてこのコーヒーメーカーはちゃんと蒸らし機能がありますので、一度少量のお湯を通して一旦停止し、少し経ってからお湯が注がれていくことがわかります。
さらに面白いことに、このコーヒーメーカーは抽出が終わっても電子音がならないんです。操作音は一切ありません。
それでもドリップが終わると緑が白に変わるので視覚的に終わったことははっきり分かるようになっています。
コストダウンのためかもしれませんが、このコーヒーメーカーのレトロな雰囲気のため電子的な音が一切ならないということがむしろアナログ的要素として良い意味で自然に受け入れられます。
このコーヒーメーカーを使って考えさせられたことが一つ。
——電子音の鳴らない家電って今どれほどあるのだろうか…?
全体的にこれまでのコーヒーメーカーとは向いている方向が違っていていいですね。
と、あれこれ考えているうちに。
出来た!お味は??
ゴクリっ…。
熱い!おおっ。温度はいいです。コーヒーサーバーの下に黒いプレートがあってしっかり保温ができるコーヒーメーカーなので温度は十分です。温度についてはこちらに書いていますのでご覧くださいね。
そして味は…。ん??少し薄いかな??
濃さで言えば、シロカSC-C122>パナソニックNC-A56K>ビタントニオVCD-200ですね。
でもその後気づいたことがあったので作り直してみましたので、こちらもご覧ください。
温度はパナソニックNC-A56K≧ビタントニオVCD-200>シロカSCC122です。
でもビタントニオVCD-200の延長線上にパナソニックNC-A56Kがあるような感じがしました。考えてみればどちらもミルがプロペラ式なんです。もちろんパナソニックNC-A56Kのほうが2倍程度高いですので、プロペラの歯の数や形状が違いますしドリップ方法も違いますので味の差は出ますね。
私は濃いコーヒーが好きなのでしっかり細挽きができるコーン式ミルを搭載しているシロカSC-C122がいいと思いました。このビタントニオは8,000円でしたので価格は3倍ぐらいしますけどね。なので全自動コーヒーメーカーはやはり価格相応と思った方がいいです。
でも、コーヒーに細挽きのコク深いコーヒーが好きな人ばかりではないと思います。
アメリカンコーヒーみたいな薄いコーヒーを好む人で、温度も熱く、ステンレスサーバーなのででガラスを扱わなくて済む。そしてなによりもこのデザインにホッコリしたなら、このビタントニオも欠点が見つかってもかわいいペットみたいになるかもしれません。お手頃価格ですしね。
それではHave a Cofee Break!!