こんにちはっ!!monoです。
“じっくりコーヒーと対話できる”大人な全自動コーヒーメーカー。ツインバード全自動コーヒーメーカーCM-D457B。
これ、実際に作って飲んでみましたがかなり期待していいです。
前回はこちらの記事で開封レビューを行い、本体についてチェックしました。
それで今回は、後半として付属品を見て行きたいと思います。
コーヒーサーバー周辺
こんな感じでコーヒーサーバーはガラス製です。マットブラックとの相性がよくてガラスが雰囲気あっていいです。
このガラス製サーバーの上に、ドリッパーがちょこんと載っているというごくごくシンプルな構造。良い意味で全自動コーヒーメーカーという感じがしないのです。全自動コーヒーメーカーってメカっぽくて仰々しいところがありますので。
保温プレート
コーヒーサーバーをまるごと取り出しているとこんな感じで保温プレートがあります。寒い日はせっかくのコーヒーも冷めてしまいますのでこれは安心。
保温は自動的に20分行われますが、保温したくなければ抽出後にすぐに右側の「START STOP」ボタンを押せば切ることもできます。保温中はLEDで白く光るのでわかりやすいですよ。
下から覗いてみると…。
これまでの全自動コーヒーメーカーでは見られなかったドリップシャワーとドリップレバーがあります。ドリップシャワーは6つの穴が開いていますが、ここからお湯が断続的に流れ出るようになっていて丁寧に抽出しますよ。そしてレバーが突き出ていますが、これによって除電し、豆挽きの摩擦で出る静電気を逃し、粉の飛散を防ぐようになっているようです。
これまでの全自動コーヒーメーカーはたいていドリッパーが内部にありました。でもこのコーヒーメーカーはドリッパーが外部にありますので挽いた豆が飛び散らないようにこのような工夫が必要だったということですね。
ドリッパー
コーヒーサーバーの上にこんな感じでドリッパーが載ります。導電性のプラスチックを使っているようです。
このドリッパーは単純に上に載っているだけで本当にシンプルな構造です。手で淹れる時の普通にドリッパー使う感覚と変わりません。
ドリッパーを外すとサーバーは上に大きな穴が開いているのが見えます。それでサーバーだけ取り外してテーブルに置いたりすると、蒸気が逃げてすぐに冷めてしまうでしょうね。ちなみにこのコーヒーサーバーは直火不可、電子レンジ不可です。
それにしても驚いたのは、普段洗うパーツがたったこれだけ!すごい!ドリッパーとコーヒーサーバーとサーバーのフタの3点。どれもシンプルな形状なので洗いやすい!他社の全自動コーヒーメーカーと比較するとどれほどシンプルなのかわかりますよ。
一例として1万円クラスのコーヒーメーカーの後片付けはこんな感じ。
付属品
このサーバーの中に入っている付属品はつぎの3点。ペーパーフィルター5枚と、ミルなどを掃除するブラシ、そして計量カップです。
豆の煎り方によっておすすめの分量が異なるため、計量カップはこんな感じで、深煎り、中深煎り、浅煎りの3種類の分量が目盛りで示されています。
底面
あと驚いたのが底面をひっくり返して見てみると、金属パネルでしっかり覆われているんですよ。シンプルかつスマートな1枚の金属パネルで覆っているだけです。ここは見えない部分なのでたいていはプラスチックになってしまうのですが、こんなところも手を抜きません。なんだか無印良品っぽい感じがしないでもなく、無印から学んだのかな?
まとめ
いかがでしょうか。
このコーヒーメーカーは設計の勝利。
美味しいコーヒーを作るのは全自動コーヒーメーカー共通のテーマですが、各社取り組み方が全然違いますね。
例えばパナソニックのNC-A56、NC-A57はマイコン使用でお湯を循環させたり、ドームにお湯をぶつけたり、活性炭フィルターを組み込んだりと設計が複雑になり過ぎているように思います。
それに対してこのツインバード全自動コーヒーメーカーCM-D457はユーザーに伝わるところは複雑にすることなく、ごくシンプルに徹しているのがすごい。開発は苦労したのだとは思いますが。
基本構造は単純にドリッパーとコーヒーサーバーだけなんですよ。全自動コーヒーメーカーを知らないコーヒー好きにも“すっ”と入ってくる構造なんですよね。
パナソニックより高価ですけど、自分のご褒美としてぴったりなコーヒーメーカーだと思います。
それでは。良いコーヒーの週末を!