こんにちは!monoです。
2014年10月に登場したロングセラーの「パナソニック沸騰浄水コーヒーメーカーNC-A56」
私はシロカの全自動コーヒーメーカーSC-C122を既に使っているのですが、やはりこのパナソニックの存在は気になりました。
それで買ってみました!これです!
いかにもコーヒーメーカーという感じですね。どれほどのものなのでしょうか。期待が膨らみます。
詳しい開封レビューは「 開封レビューその1パナソニック沸騰浄水コーヒーメーカーNC-A56 」「 開封レビューその2パナソニック沸騰浄水コーヒーメーカーNC-A56 」をご覧くださいね。
今回は、ようやく飲むことができましたのでファーストインプレッションとしてお届けしたいと思います!
このコーヒーメーカーは粉でも豆でもできますが、もちろん豆を挽いて淹れたいと思います。じゃないとあえてこれを買った意味がない。
豆を入れる。
豆を入れるには、このシャワードームの前面にあるボタンを押してフタを上にあげます。
完全に上にあげるとこんな感じです。ここに豆を入れます。
豆は今回はこちらを使いました。深い味でおいしいですよ。
この豆をですね。入れるとですね。
今回は一杯分だけです。このコーヒーメーカーは1杯分から作れますので、お一人様やお独り様でも大丈夫(´・ω・`)
豆一杯分だけでもけっこう上まで来るんですね。最大の5杯分はぎりぎりですね。このコーヒーメーカーは豆の自動計量はありませんので、豆の量は自由にここに入れることが出来ます。濃さを調節できるわけですね。
よし、豆は完了!
次はフィルターのセット。
バスケットを手前に引いて出して、フィルターをセット。バスケットのフタでフィルターを押さえるようになっています。
実は初めて飲んだ時、このフィルターをセットし忘れまして…、その場合、コーヒーサーバーを取り出しても、しずく漏れ弁が正しく機能せず、ポタポタと漏れ出してしまいましたので、いつもフィルターをセットしたか確認しましょう。
そして水です。
水タンクを外します。「 開封レビューその2パナソニック沸騰浄水コーヒーメーカーNC-A56 」で書きましたが、この水容器は取り外しが若干しにくいです。
この水容器は若干大き目ですね。それでこうやって自立できます。少し不安定ですけど。これは内側の目盛りです。外側より内側の目盛りのほうが見やすいので、内側で確認したほうがいいと思います。ここでホット①まで水を注ぎます。
では、水容器を元の場所にセットして…。
いよいよスタート!
今回は豆を挽きますので、「豆」ボタンを押すだけで動き出します。豆ボタンを押した後の約20秒ほどは、マイルドとリッチのランプが点灯しますので、その間に「コース選択」ボタンを押して「マイルド」か「リッチ」にコース変更できるようします。「リッチ」コースは、コクや苦みをしっかりと出すというモードになります。抽出方法がどのように変わるのか説明はありませんが、おそらく蒸らし時間が長くなるのではないかと思います。
さて開始すると、まずミルが軽い音でウィーンって音がします。先ほどの1杯分でミルが動いているのは16秒です。シロカSC-C122が7秒ぐらいでしたので比べると2倍ぐらいで少し長いですね。挽く豆がなくなってミルが十分に空転してからようやく止まる感じです。
ただ、音はシロカSC-C122より静かですので、シロカのうるさくて短いのと、パナソニックの比較的静かめで時間が長いのではどちらを取るか….悩むところですね。もちろん、ミルの音だけでコーヒーメーカーを決めるものではありませんが。
さて、豆を挽き終わると、1杯分でも挽きたての豆の香りがけっこう漂ってきました。これはバスケットの前面に横長の穴が二か所開いているからだと思われます。挽きたてはいいなぁ、と期待を起こさせます。これはいいですね。
さて、ミルが終わるとシューという音と水が流れている音がするのですが、驚いたのが…。ん?熱い…。水容器が熱くなってくるではありませんか!入れた水が熱湯になっていくのです。
そうか…。このコーヒーメーカーの特徴は水が高温になるまで何度も加熱循環させて活性炭フィルターを通して水容器に再び戻すんですね。これによってお湯が熱くなり、さらにカルキを90%以上カットできるようです。これが商品名のとおり「沸騰浄水コーヒーメーカー」というわけで、一つのセールスポイントですね。
そして加熱循環して適温になれば、次はミルが軽い音と共にウィーンと再び回ります。今度は豆を挽くのではなく、ミルの洗浄、シャワーオートクリーニングです。ちゃんとお湯で洗うようになっているところがよく考えられているな~と思いました。
これが終わると一旦静かになりますが、山場はこれから迎えます。そう…。
ドリップ開始!
ゴボゴボという音と共に、時折ジュワンという音で自慢のシャワードームにお湯が弾けます。これはビックリ(@_@)
写真だとそのインパクトをお伝えできないのですが、ちょっとした火山の噴火みたいな感じです。
このシャワードームがスモークがかっているのでお湯の流れが良くみえないのがとても残念なのですが、シャワードームの上には警告文として「やけどのおそれあり、シャワードームに触ったり、顔などを近づけない。」とあります。
これ、普通に透明だったら、確実に子供が喜んで顔を近づけると思いますね。というか私でさえ、おぉすごい!って顔をおもいっきり近づけてウキウキしてしまいました。危険ですのでおやめください。(´・ω・`)
それでもしかすると安全面を考えて、やむを得ず目立たないようにしたかもしれません。うーむ、ここはとてももったいない部分です。
そして蒸気がこんな感じで、モクモクといっぱい出てきます。これもビックリ!(@_@)
写真では十分に伝えきれませんが、炊飯器ぐらいに蒸気が出てきます!どんどん立ち上る蒸気とジュワッジュワッとシャワードームにぶつかるお湯の音でけっこう派手な感じがしました。たった一杯分なのに大げさだな~って感じさせますけど、寒い日なんかは嬉しい演出です。
さて、ピーピーという電子音と共に出来上がり、保温のランプが付き、保温を開始します。まあ一杯分だったらすぐに保温ボタンを押して消したほうがいいですね。ちなみにスタートボタンを押してから6分30秒かかりました。1杯分で時間は結構かかります。
コーヒーサーバーを見ると、湯気がたくさん付いていて、温度の高さをうかがい知ることができます。
やっとのことで飲んでみる!
コーヒーサーバーからコーヒーを入れます。ガラス製なので軽くて入れやすいです。
で飲んでみました。
ゴクリっ。熱っ、アツイ!!
さすが「沸騰浄水」コーヒーメーカーです。温度はかなり熱いです。コーヒーの適温は60℃から70℃ぐらいだったでしょうか。それでも、特に日本人は熱いお風呂に熱い日本茶が好まれます。
それでこの熱さは日本的な熱さにこだわる人でも十分に納得のいくものと思います。
コーヒーのお味はどうでしょうか。
これは挽きたてコーヒーとして標準的という感じだと思います。それほどこだわらなければこれで十分と思うでしょうし、コク深い味にこだわるなら、もう一歩欲しいと思うかもしれません。ただ、豆の種類、豆の量、水の量でも濃さはコントロールできますのでなんとも言えないところはあると思います。
このコーヒーメーカーは「お湯にあり」というところだと思いました。どれもコーヒーメーカーは大差ないと思っていたのですが、お湯のためにかなり工夫して時間をかけて抽出しようとするところは個性的で、売れてるのもわかりました。
それではまた!