2022年ここひえR4

2022年ここひえR4開封レビュー!R3やR2とどう変わったのか?

monoですっ!

2022年夏本番。この季節に入れば、気になる存在と言えば「ここひえ」ですよね。

でもね。私は最近、ここひえに対する思いは弱くなってきました。

やはり時代は変わりつつあり、テクノロジーも日々進化する。冷却グッズだって変わります。

私は最近ネッククーラーにはまっていて以下の記事に書いた通りです。

これが案外イケるんですよね。

だからネッククーラーを経験すると「ここひえ」みたいなミニ冷風機って古いというイメージがあり、そろそろ辞めようかと思っいたわけです。

でも、R4になって「体感温度30%クールダウン」とか「40%静寂性アップ」とか、なかなか魅力的な宣伝が見られます。

長年ここひえと付き合ってきた私としては見逃せませんでした。それで買ってしまった…。

2022年ここひえR4が届いた!

では早速見ていきましょう!

外箱はR2やR3と変わらず、ただの茶色の外箱です。毎回感じるのはこのあたり手抜き感がありますよね。一般の家電メーカーだと外箱もある程度製品イメージを伝えるものですけどね。

2022年ここひえR4の外箱とクール枕パッド
2022年ここひえR4の外箱とクール枕パッド

今回は楽天で購入したのですが、クール枕パッドがついてきました。このようなおまけは嬉しいですね。ショップジャパンだと2,200円で販売しているものですので結構お得感はありました。

ショップジャパンのクール枕パッドがおまけとしてついてきた
ショップジャパンのクール枕パッドがおまけとしてついてきた

箱を開けてみた

まず箱を開けると、説明書が折れ曲がった感じで入っています。そして説明書を取り出すと、USBケーブルがそのまま入っている状態。このあたりも乱雑な感じがしますけど、毎回そうなんですよね。

2022年ここひえR4の説明書はいつも折れ曲がって入っている
2022年ここひえR4の説明書はいつも折れ曲がって入っている

説明書を見て思ったこと

説明書の材質がR3のツヤツヤしたものからザラザラしたものに変更されてコストダウンされています。ま、それはいいとして、一番注目したのがこちら。「30~50cm以内の距離を目安に設置」とあります。初めての方はこれでも短いと思うかもしれませんが、R3までは「30cmの距離を目安に設置」となっていました。つまり20cm長くなったわけです。これは大きな変化と言えるでしょう。

2022年ここひえR5は50cm以内でも使える!
2022年ここひえR5は50cm以内でも使える!

次に注目したのがこちら。温度30度、湿度40%で風量「強」で4時間50分持ちますが、R3の場合は同じ条件で3時間30分でした。使用時間も長くなっています。

2022年ここひえR4の連続使用時間
2022年ここひえR4の連続使用時間

本体を見てみる!

おっと。ついにパネルの色が変わりました。R3まではこのパネル部分が白色だったんですけど、白が昭和の冷蔵庫みたいに青白い感じで超ダサかった。お洒落感はまだまだ足りないけど、少しはマシになった感じです。風量4段階調節やタイマーの1,2,4時間設定はR3と変わりません。ただ首振りはR4になって二段階に変更になりました。細かなアップデートが見られます。

2022年ここひえR4 パネルの色が変わった
2022年ここひえR4 パネルの色が変わった

前面の驚愕の事実…その1

さて前面です…。あれ??スリットのある黒い部分は全て風が出てくると思いますよね?でもよ~く見てください。左上の小さな部分しか送風口がないんですけど…。R3も水タンクの部分があったので一部は風は来なかったものの、送風口はこの4倍ぐらいの面積はあった。これはどういうこと??これはあまりにもひどくないですか?

でもまあ冷静に考えてみれば、R2,R3と代々使ってきた私みたいな人にとっては大きな変化は受け入れられないけど、前より冷えるのならいいか…。それにしてもR4で50cmまで風を届くようにしたというカラクリは送風口を小さくしたということだったのか…。

2022年ここひえR4 送風口が小さすぎる
2022年ここひえR4 送風口が小さすぎる

それにしても見れば見るほど、なんだかなぁ。スリット上下に動かすたびにこの送風口の小ささが気になる。そして驚愕の事実はこれだけではないのであった…。

2022年ここひえR4 送風口が小さすぎてがっかり
2022年ここひえR4 送風口が小さすぎてがっかり

2022年ここひえR4の吸気口

吸気口の面積は変わりませんが、外側パネルのデザインが変わりました。本体一体型デザインです。

2022年ここひえR4 の吸気口
2022年ここひえR4 の吸気口

それでフィルターを取り出す際は少しわかりにくくなったと思います。年配の人は使いこなせるか心配になった。

2022年ここひえR4 フィルターを取り出すのがわかりにくい
2022年ここひえR4 フィルターを取り出すのがわかりにくい

2022年ここひえR4の取っ手

取っ手は長くなってしっかりしたものに変わりました。この点は不満ないと思います。

2022年ここひえR4の取っ手
2022年ここひえR4の取っ手

2022年ここひえR4の水タンク

水タンクはR2,R3と容量変わらず600mlなのですが、形状が変わり、水を注ぐ部分が狭くなり入れにくくなったと思います。

2022年ここひえR4の水タンク
2022年ここひえR4の水タンク

R3と同様、水タンクは取り外しできるので、多少注ぎ口が狭くても問題はないかと思います。

2022年ここひえR4の水タンクが少し薄くなった?
2022年ここひえR4の水タンクが少し薄くなった?

2022年ここひえR4の下面

あまり見ることはないと思いますが下面を見てみましょう。この部分はR3とはたいして変わりません。色が白からグレーになったことと、台座のゴムが大きくなったため安定感が増しました。円状の台座になっているのはR3からの変更点として首振り機能が加わったからです。さらにR4はR3と違って首振りが二段階に切り替えられるようになり、30度と70度に変えられます。

2022年ここひえR4の台座
2022年ここひえR4の台座

2022年ここひえR4のフィルター

ではパネルを外してフィルターを見てみましょう。

2022年ここひえR4のフィルターを見てみる
2022年ここひえR4のフィルターを見てみる

フィルターはR2やR3と同じタイプを使っています。フィルターが互換なのはいいですよね。ただフィルターが3,300円と高いのです。そして毎年交換することを推奨しています。私はミニ冷風機を多数レビューしてきましたのでわかりますが、このフィルターは確かに他の冷風機よりも良く出来て質は良いのですが、それにしても、もう少し安くしてくれればいいのですけどね。

2022年ここひえR4のフィルターはR2やR3と同じ
2022年ここひえR4のフィルターはR2やR3と同じ

そして…。

驚愕の事実…その2

あれ?吸入口と送風口が90°になりました。R3までは吸入口から180°逆側つまり反対方向に送風口がついていました。つまりR3は背面から吸って前面で風が来る、ごく普通の構造でしたが、R4は横から吸って前面で風が来るのです!

これはどういうこと??

2022年ここひえR4 吸入口と送風口の位置関係
2022年ここひえR4 吸入口と送風口の位置関係

フィルターを外せばわかります。フィルターを外してみたところです。正面に見えるのがファンですがR3と全く異なる構造に変わりました。R3はただまっすぐに風を送り出すプロペラでしたが、R4は風向きを直角に変えて細いダクトに送り出すようなファンになっています。このファンはR3のプロペラより静かですし、細いダクトに送り出すことができるので風力も強くなったということですね。これは大胆に変えてきましたね。

2022年ここひえR4の内部ファン構造
2022年ここひえR4の内部ファン構造

モーターはDCモーターを使っているようです。DCモーターは細かな風量を制御しやすいため今回の改良にも一役買ったと思われます。

2022年ここひえR4はDCモーター使用?
2022年ここひえR4はDCモーター使用?

2022年ここひえR4の電源ケーブル

電源ケーブルはUSBでもコンセントでもどちらでも使えるという新設設計。この点はR3と変わりません。コードもそこそこ長いのでこのまま使えます。

2022年ここひえR4の電源コード
2022年ここひえR4の電源コード

2022年ここひえR4のまとめ

いや~、まいりましたね。

そろそろここひえはやめようと思っていたのに、R4はガラッと変えてきました。ここまで変えてくるとは正直思っていなかったです。ファンの構造が全く違います。大胆ですね。ミニ冷風機には限界がありますが、厳しい限界がある中でこのような改善しようとする企業努力や姿勢は素晴らしいとは思います。

2022年ここひえR4 大きく変わった
2022年ここひえR4 大きく変わった

先ほどの通り、送風口が小さくなったために風量は強くなりましたが、風が出てくる面積は狭くなりました。この大胆な仕様変更が吉と出るか、凶と出るか…。

実際に使ってみてのレビューは次の記事をご覧ください。驚きましたよ。

それでは暑い夏を乗り越えましょう!!