コーヒー好きのmonoです!
さて、今回はOXOオートドリップコーヒーメーカです。
以前、こんな一風変わったoceanrich plusという回転式コーヒーメーカーを買ったことがあります。実際に使った感想は次の記事に書いています。
このoceanrichのコーヒーメーカーは回転させるために電池も必要だしちょっと複雑でニッチという印象がありましたが、いろいろ他のコーヒーメーカーを探していると見つけたのがこのOXOのオートドリップコーヒーメーカーです。
簡単に言ってしまえば回転しなくなったoceanrich plusになります。というかOXOがオリジナルなのかな。いずれにしてもOXOはoceanrichと違って専用フィルターは不要で一般的なペーパーフィルターがそのまま使えてかなりシンプルだし、ドリップコーヒーってこれでいいのでは?と思って買ってしまいました。アナログだけど自動という不思議なコーヒーメーカー。その実力はいかに?
外箱
外箱はこんな感じです。カラーは日本にしか販売していないチャコールを選びましたが外箱の色は白になっています。この写真の通り、お湯を一気にざっと一度入れるだけでドリップしてくれるのでシンプルだけど便利ですよね。
箱を開ける
入っているものはこれだけです。ペーパーフィルターまで入っていました。フィルターは円錐型ではなく台形型なので注意。説明書とドリッパーとタンクです。
説明書にある通り、紙フィルターをドリッパーにセットして中挽きのコーヒー粉を入れます。次にタンクにお湯を注ぎ、ドリッパーの上にタンクをセット。フタをして2分半から3分程度待ちます。それで出来上がり。
本体を見てみる
本体を取り出しましたけど、あれ??チャコールってこんな色なの??ただのグレーでちょっとがっかり。これだったらホワイトのほうがよかったかな。ホワイトの方が安いし。
でも内側の色は陶器っぽくてなかなかいい色合いですね。
タンクを見てみる
お湯を入れるタンクを見てみましょう。この通り底には小さな穴が円状に8カ所と中央に1か所、合計9カ所開いていて、ここからお湯が注がれることになります。
設置した感じ
実際にマグカップに乗せるとこんな感じです。
実はこの手のドリッパーは裏側が要チェックでこんな感じになっています。
それでこのドリッパーは携帯マグの口とぶつかることもないのでこのように携帯マグに直入れすることができますのでその点でも合格。ただちょっと不安定ですけどね。台所で行った方が良いと思います。
実際に作ってみた
今回使ったコーヒーの粉はこちら。Amazonで売れ筋ベスト3の中にいつも入っています。HILLSのRICHブレンドと同じぐらいコスパが良くてコクがあり意外に美味しいですよ。
さて作り方はなんてことはなくお湯を注いでフタを閉めて待つだけ。この手軽さがいいですよね。
出来上がった後のフィルターはこんな状態になっていました。
出来た!
出来ました。なぜ二杯分あるかというと、比較しないと味はわからないからです。それでもう一つは別のコーヒーメーカーで作ってみました。そのコーヒーメーカーとは…。
「ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457B」です。私が好んで使っている自動ドリップコーヒーメーカーです。私は発売当初の35,000円ぐらいで購入しましたが、最近値段が下がってきて2万円前半なので買いやすくなってきたのでおススメです。ミル付きですが、先ほどのコーヒー粉を使いましたので今回はミルは使用していません。この全自動コーヒーメーカーのシャワードリップ機能だけを使って比較しました。
飲み比べてみた!
比較してみましたが、「ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457B」のほうが美味しいですね。酸味と苦みが残りドリップらしい後味になります。理由として考えられるのは蒸らし工程と間欠シャワードリップ機能があるからだと思います。 このコーヒーメーカーを監修したカフェ・バッハ店主田口護氏の面目を保つことができましたね。
OXOはお湯を入れたらその間はずっとお湯を注ぐ状態ですよね。なのでアッサリした味です。まあ、例えばビジネスホテルの朝食と一緒に無料サービスで出てくるコーヒーぐらいのこだわりがない味でよければOXOでもいいのかもしれませんが、美味しいコーヒーに多少はこだわるのだったらおススメはできないかなと思いました。
ただOXOは2,000円で、ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457Bは2万円以上。価格は10倍だから比較対象ではないとも言えるし、OXOは超シンプルな構造。場所も取らないし、後片付けも超ラクチン。まずは気軽にコーヒーを飲みたい人にはいいかもしれない。あとアナログな構造なのでひと手間かけて蒸らしたり、お湯とか粉の量とか調節するともう少し美味しくできるかもしれません。でもそれだったら普通にハンドドリップでもいいのでは?と思うので難しいですね。
それではコーヒー生活を楽しみましょう!