生活を快適にするモノ探しのmonoです。
暑い夏につい買いたくなってしまうのがミニ冷風機ですが、実際には選ぶのが難しい。そんなことでベストなモノをいろいろ探してきました。
今回は、2020年にamazonで売上No.1となっているこちらを開封したいと思います。
これ。何で売り上げNo.1なんだろうと思いますよね?
おそらくですが、スペック的にはここひえに似ているからではないかと思います。まず、この冷風機はここひえと同じように交換フィルターが用意されている。交換フィルターが用意されている冷風機って限られているんです。しかも交換フィルターが1,000円ちょっとなのでここひえのフィルターは3,000円以上に対して1/3のランニングコストで済む。
さらにタイマーも1,3,6時間付き(ここひえは1,2,4時間)。共通点は多いのに4,000円弱で購入できるのでここひえの半額以下で買える。つまりここひえの廉価版といってもいいでしょう。
でも冷風機は実際に買ってみないとわからないことは多いのでレポートしたいと思います。
外箱
製品名はミニエアクーラーとありますが冷風機です。USB電源供給方式で5V2Aになります。このあたりは後で説明したいと思います。気になる出力は6W。
![外箱](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2556-1024x768.jpg)
箱を開ける
箱を開けてみると日本語の説明書が入っているのが嬉しい。でもエアコンって書いている。まぁエアコンはエアコンディショナーの略だから直訳的には冷風機だってエアコンディショナーだけど日本でエアコンというと室外機のあるタイプを想像しますよね。でもこれは冷風機ですのでお間違え無く。それにしても「進化のミニエアコンファンは革新な技術を採用し加湿や冷却、空気清浄三大機能を一つの冷風機に搭載しました。一台多役です!」なんて言いたい放題書いてます。
![日本語説明書が入ってる](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2560-e1592739773636-1024x768.jpg)
説明書はこんな感じ。
![日本語説明書が入ってる](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2560-e1592739773636-1024x768.jpg)
で説明書を読んでいくとフィルターの交換は2~3カ月とあります。まあ1シーズンそれぐらいの利用なのでここひえと同じように毎年交換がやはりフィルター交換の目安ですね。あと「冷風機のフィルターは紙で作られたため…」と正直に書いてあります。フィルターが紙でできているだと…。驚くかもしれませんが中国製の冷風機って紙フィルターのタイプ多いですよ。紙フィルターの質感はあとでゆっくりご覧いただけます。
![フィルターが紙だと??](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2563-1024x768.jpg)
説明書を取り出すとUSBケーブルが入っています。
![USBケーブル](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2561-e1592740385303-1024x768.jpg)
そして本体が登場。ビニール袋に入っていますのでほどほどに丁寧な梱包と言えますね。
![本体](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2564-e1592740461893-1024x768.jpg)
ということで入っているのは本体とUSBケーブルのみというシンプルです。それでお気づきの通り、電源アダプターは付属していませんのでご注意くださいね。そして5V2Aが必要なので、使っている電源アダプターが5V1Aではなく5V2Aのタイプかどうか要確認です。古いスマホの電源アダプターだと5V1Aだったりするのでその場合出力が弱くて使えません。
![本体とUSBケーブルのみ](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2565-e1592740589608-1024x768.jpg)
本体を見てみる!
まずタッチパネル部分ですがこのように傷がつかないようにフィルムで貼ってあるのは良いですね。まあフィルムというかサランラップみたいな簡易なものですけどね。
![タッチパネル部分は保護フィルムが貼ってある](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2566-1024x768.jpg)
剥がせがこんな感じでキレイなブラックのタッチパネルです。冷風機は水を使いますので濡れた手で操作しても安心ですし、掃除もしやすいというメリットがあります。
![綺麗なタッチパネル](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2569-e1592741575640-1024x768.jpg)
さて外観です。まあシンプルでかわいらしい形状ではありますね。
![シンプルでかわいい](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2570-1024x768.jpg)
でもSHIPADOというロゴ、ダサくない??
![SHIPADOって何??](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2571-1024x768.jpg)
で真正面から見るとこんな感じです。このフィルターわかります?紙が乱雑に並んでいるスッカスカのフィルター。後で取り出して見てみますね。
![フィルターが見える](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2573-1024x768.jpg)
風向は上下にツマミを動かして調節できます。このツマミは操作はしやすいですね。それにしても奥のフィルターが乱雑だなぁ。
![風向のツマミは調節しやすい](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2575-1024x768.jpg)
背面はこんな感じで大きなファンが見えますね。9枚の羽です。そしてUSBケーブルの接続端子は最下部ではなく少し上に配置しているのは良いと思います。水浸しになってもUSB端子は水に触れないように設計されている。でもこの位置でも危険なので本当はここひえみたいに上部についているのが安全だと思います。
![本体背面](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2578-1024x768.jpg)
サイドはこんな感じで何もありません。片側の上部にはツメがありそこをひっかけて上部のフタを開けることが出来ます。
![上部のフタを開けることができる](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2577-1024x768.jpg)
ではフタを開けてみましょう!
![フタを開けてみる](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2581-e1592742327594-1024x768.jpg)
こんな感じなのですがフタが90度つまり直角までしか開かないので、開けたままの状態にしておくことができず、手で支えておかなければフタは閉じてしまう構造がちょっと使いにくいですね。フィルターの上部には半円状に切り欠きが二か所あり、そこを指で持って引き上げるとフィルターを取り出せます。
![フタが直角にしか開かない](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2583-e1592742445235-1024x768.jpg)
よいしょっ。
![フィルターを取り出す](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2585-e1592742605560-1024x768.jpg)
フィルターだぁ~。
![フィルターの登場](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2586-1024x768.jpg)
見ました?このフィルターの乱雑ぶり。フィルターの素材が紙なので安っぽいですし、紙が折れ曲がって小学生の紙工作レベル。でもこの冷風機に限らずこのような紙フィルターを使った冷風機は結構あります。まあこれで冷えれば文句ないのですが…。
![紙フィルター](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2587-e1592742762889-1024x768.jpg)
でもこのクオリティーだとフィルター1,000円でも高い感じはするが…フィルター交換できるだけでも助かるということなのでしょうね。
![フィルターは1,000円程度](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2588-e1592742960783-1024x768.jpg)
あとこの冷風機のオリジナルなところはフィルターの下側にこんなパーツがついていまして。
![フィルターの下にこんなパーツが](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2592-e1592743073994-1024x768.jpg)
このパーツを取り外すことができて、ここに氷を入れるか、このパーツ自体に水をいれて凍らせておくと、冷風機の水温を下げることが出来るんです。でも実は氷を入れても風の温度はたいして下がらないのですけど、冷風機って気の持ちようみたいなところもあるので氷を扱うことで体感的には涼しくなります。
![氷を入れるパーツ付き](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2595-e1592743262164-1024x768.jpg)
さて、フィルターを取り出した本体の内部はこんな感じになっています。ご覧の通り、スッカラカンです。つまり、この冷風機には水タンクが存在せず、ここにおもむろに水をジョボジョボ~っと入れるようになっています。あまり気持ちの良い感じではありませんね。この水が入る底の部分が460mlということです。ファンの大きさはここひえとほぼ同じでファンボックスのサイズが11cmぐらい。メーカーや電流値は微妙に違っているので全く同じではありません。
![本体の内部](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2598-e1592743383196-1024x768.jpg)
外側から見るとこんな感じで、水位計があります。微妙にMAXのラインが描かれています。
![水位計がある](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2600-1024x768.jpg)
USBのケーブルは1m弱といったとことですね。
![USBケーブル](https://mononosekai.net/wp-content/uploads/2020/06/IMG_2602-1024x768.jpg)
最後にまとめ
2020年amazonの売上No.1の冷風機。ここひえR2のスペックに近いけど半額以下で買える。でもここひえR2と比べると、フィルターは安っぽいし、水タンクもない、電源アダプターもない、取手もない。かなり削るところは削ってるので安くなっているは当然のようにも思えてくる。
しかし水で湿ったフィルターを通して風を送り出すという根本的な構造としてはここひえR2と同じであり、ファンの大きさも同じ。
さて、実際に風量や涼しさはどの程度違うのでしょうか??
その点はこちらの記事をご覧ください。
それでは今年の夏も快適に過ごしましょう!