こんにちはっ!monoです。
さて。暑さ対策として、今年はミニ冷風機に加えてネッククーラーも導入しました。
素直にエアコン買えばとも思いますが、できれば暑さという自然とうまく付き合いたいもの。
そこでミニ冷風機は一つの解ではありますが、ネッククーラーに最近ハマっています。
ネッククーラーのエントリーモデルのレビューはこちらに書いています。
その後、いろいろ調べてみると、いろんなネッククーラーがあるものですね。
そこで今回は上の記事でベスト3として紹介させていただいたF16Proをレビューしたいと思います!
このF16Proの特徴はなんと言っても冷却パネル付き。
少し高いのですが、本物の冷却パネルがついているんです。安いネッククーラーだと金属パネルが付いていますがただの金属ですので一瞬ひんやりしますが、ずっと体に接触すると体温と同じになり役に立ちません。それに対してこのF16Proはちゃんと冷たくなって冷たさが持続するのが大きな特徴としています。これはスゴイ!
では実際に見ていきましょう!
外箱の裏面
ではまず裏面です。
先ほどの通り、最大の特徴は冷却パネルが付いているということです。ただ、その分バッテリーを使用しますので、バッテリーも大容量で5,200mAhになります。欠点としては若干重く、この箱では425gとなっていますが、実際に計測するともっと軽いです。あと、デジタルディスプレイ付きという機能も珍しく、高機能なネッククーラーになります。買いたくなるのもわかりますよね。
この箱では17,980円となっていますが、今では5000円ぐらいで買えますのでお得。シーズンものなので待てば待つほど値段は下がると思います。
箱を開けてみた
こんな感じで以前ご紹介したネッククーラーF2より若干丁寧な感じです。どこが丁寧かというと説明書が折れ曲がってない、それだけですが。
説明書
説明書の文量はネッククーラーにしては多いですね。
この説明でわかったのが注意点として充電はUSBですが5V2Aというタイプです。最近のスマホ充電器であれば問題ないですが、少し前のタイプだと5V1Aという弱い電流なので充電できないです。
ただ、これは欠点ではなく、このネッククーラーは5,200mAhという大容量バッテリーを搭載しているため5V1Aであれば充電時間がかなり遅くなります。それで5V2Aという大電流を使うようにしているのは設計として正しいです。
またデジタル表示は温度ではなく、充電量を%表示するものとなっています。これは便利だと思います。
冷却パネル付きネッククーラーF16Pro の本体外側
本体を取り出すとこんな感じです。デザインはF2のほうがお洒落な感じ。ダサいほどではないですが一般的な健康器具的な感じですので、テンションが上がるというものではありませんね。ホンダのアシモみたいな感じ。
冷却パネル部分には傷がつかないようフィルムが貼っていますので使用前にはこのフィルムをはがします。
左側はKOUSPAというメーカーロゴが。これ不要ですね。ダサいですけど、目立つほどでもないのでなんとか許せます。
逆の右側にはロゴがないのでまだよかった。
そして左側の上部にこのような液晶パネルがついているのもこのネッククーラーの特徴。この液晶の数値はバッテリーの残量を%表示します。ネッククーラーはモバイル可能なので、いつまで電池が持つのかとても気になりますが、たいていバッテリー残量はわからないのです。
それに対してこのネッククーラーはバッチリですね。バッテリー残量が少なければ風量を弱くして使用時間を延長したり工夫ができる。ただ、液晶を見るために首から外すのは不便ですが。
そして右下の緑色の小さな雪の結晶のマークは冷却パネルがONなのかOFFなのかが分かります。また雪の結晶マークが点滅すると冷却パネル「強」、点灯では「弱」、つまり二段階で設定できます。風は音でわかりますが、冷却パネルの稼働状態は音ではわからないので、このように表示されるのはとても便利。
液晶パネル下側にボタンが二つあり、左側が風量調節、右側の雪の結晶マークが冷却パネル強弱設定です。どちらも長押しでスイッチON/OFFできます。
冷却パネル付きネッククーラーF16Pro の本体内側
さて、内側を見ていきましょう。このように放射線状に切り込みが入っています。ここから風が出るのではなく吸い込む構造ですのでご注意。喉元から空気を吸って、首周りに風を送る構造です。
それで少し気づいたかもしれません。下の写真、よく見てください。風が出てくるところですが、実際には手前部分だけであって、首の後ろ側は穴が開いているわけではなく、なだらかな傾斜になっていて風の通り道となるように溝になっているだけです。最初見たときはちょっと騙されたような感じがしたのですが、実際に使ってみると後ろ側まで風が届いていたので、よく考えられた構造とも言うことができます。
よくわからなかもしれないので、以前紹介したF2と比較してみましょう。右がF2です。送風口を比較してみるとF2は構造が空洞で穴も開いていますが、左のF16 Proは穴がなく、手前の風を後ろに流す構造となっています。F2はシンプルですが、F16 Proは少し凝った構造ですよね。
このネッククーラー最大の特徴の冷却パネル。ツルッとして輝きがあり品質として問題ないです。ここがヒンヤリして本当に気持ちいいです。
ただ、この冷却パネルの逆側はこんな感じで穴だらけ。かなり熱が出ることが想定された設計ですよね。これも本物の証と言える。つまり冷却というのは熱を移動させるだけなんです。エアコンだって室外機から出る風は熱風ですよね。ただこの部分が極端に熱くなることはありません。逆に熱くならないようにこのように熱を放出する構造となっています。一番の注意としては、このような加工をしていない冷却パネルの両サイドが少し熱を持つので、そこは少し残念です。
冷却パネル付きネッククーラーF16Pro の重さは?
重さは354グラム。首にかける構造なので体が弱い方でなければとくに問題ないと思います。少しでも軽いほうがよければ以前ご紹介したF2のほうが良いです。F2は275グラム程度で軽いです。
付属品
付属のUSBケーブルはそんなに長くありません。ただ、このネッククーラーは充電しながら使用することはできませんので長いケーブルは必要でもないです。F2はUSB充電しながら使えましたので欠点ですね。
実際に使ってみた!
これはいいです!
個人先には最近、というか10年ぐらいさかのぼっても冷却グッズとしてはヒット商品と思いました。冷却グッズって役にたたなければ全く使わなくなるものですけど、暑い日は自然に使いたくなるから、やはり良いということなのでしょう。
これは一つの冷却グッズとしての定番となりそうで、ネッククーラーの完成形となり、今後のお手本になりそう。
何が良いかというと、やはり冷却パネルにつきます。冷却パネルがなければここまで良いとは思わなかったと思います。冷却パネルが本当に冷えるんですよ。ミニ冷風機のように冷えてるのかなんだかわからないから冷えると念じる、といった世界ではないんです。
細かい欠点はいくつかあります。
まず先日ご紹介したF2より若干音がうるさいです。ただこれは比較すれば音がするといった感じなので、最初からF16 Proだと気にならないと思います。さらに音関係で言えば、冷却パネルをONにすると、ごくわずかにゴーンゴーンという周期的な振動がわずかに伝わってきます。これも神経質な人なら気になるかと。
次に冷却パネルの両サイドが少し熱くなります。ただ通常使用において構造的にその部分には触れることないので普段は気になりません。首を傾けると熱があることがわかる程度です。
一番残念なのは、風「強」で冷却パネル「強」のダブルモードにすると3時間程度しか持たない点です。3時間は短いですよね。しかもUSB充電しながらは使えないので、充電中は使えない。
暑い日は、風「強」で冷却パネル「強」で結構使える感じなのでこのバッテリー持ちがネックかなと思います。なので長時間使いたい人は二台持ちも考えたほうがいいと思いますが、このレビューをうのみにせず、まずは一台だけ購入して自分に合うものなのか判断したほうがいいと思います。
それでは暑い夏を乗りろう!!