monoです!
さて。本日のコーヒーはこちら。
ラバッツァのデカフェ(カフェインレス)コーヒーです!
なぜこのコーヒーを買ったのかというと言うまでもなくカフェインレスだからです。カフェインレスを選ぶ理由はいろいろあると思います。「夜ぐっすり眠りたい」「コーヒーをたくさん飲みたいけどカフェインの取り過ぎを避けたい」「お腹の子供のため」などなど。
私は実はそんなに必要を感じなかったのですが、カフェインの影響は敏感に感じる方で16時過ぎからはコーヒーを飲まないようにしています。それでいつか夜にコーヒーを飲みたくなるかもしれないから予備として買っておこうぐらいに思っただけです。美味しければそれでいいし、という軽い気持ちでした。
amazonだとコーヒー豆売れ筋ランキングで25~30位ぐらいなのでそれほど注目するコーヒーでもないと思うかもしれませんが、ご存知の通りカフェインレスコーヒー自体が種類が少ないです。この30位ぐらいの中で他のカフェインレスコーヒー粉と言えば次の二つ。
UCCのおいしいカフェインレスコーヒーか。
小川珈琲店カフェインレスブレンドあたりです。
この記事執筆時はUCCは200gで723円なので3.6円/g、小川珈琲店は180gで796円なので4.4円/g、ラバッツァは250gで968円なので3.8円/gなのでUCCとラバッツァはほぼ同じ価格、小川珈琲店は少し高め。ひとまず比較的安いほうで、さらにコーヒーって雰囲気も楽しむものだから、ありふれたUCCよりもイタリアで一番飲まれているというコーヒーブランド「ラバッツァ」をまずは選んでみようと思いました。
パッケージからわかること
パッケージの裏面には次のような説明があります。「エスプレッソの本場イタリアで圧倒的な支持を受けているラバッツァ。カフェインを90%以上取り除いたコーヒー豆を使用した、クセのない、あらゆる飲み方にあうブレンドです。」とのこと。ちなみに先ほどのUCCと小川珈琲店はカフェイン97%をカットしていますのでカフェインカット率に拘るならラバッツァはやめた方がいいということになります。
あと肝心の風味の特長ですが「苦み3、コク4、酸味2,香り4」となっています。実はこの特長は私にとってかなり好みなんです。酸味が控えめでコク深く、香り高いなんて最高ですよね。あと、このパッケージの推奨は6gにお湯130mlとなっていますので10gスプーンだとお湯は210mlぐらい必要となります。
側面に記載がありますが、このコーヒー粉は極細挽きとなります。
パッケージを開けてみた
パッケージがまず開けにくいです。真空パックになっていてプシューという音と共に開きます。この通りキレイに開くことがないし、粉がこぼれますのでこのまま保管は難しいです。他の缶に移し替えるなどが必要でこのあたりが面倒だなと思いました。そして一番気になったのが香り。私はコーヒーの楽しみの一つに新しいコーヒー豆を購入した際にパッケージ開封時のコーヒー豆の香りが大好きなのですが…このコーヒー粉はほとんど香りがしませんでした。先ほど香り4というレベルだったはずですが…いったいどういうことなのかな?
ドリップする
さて今回のドリップ方法は邪道と言われそうですがOXOオートドリップコーヒーメーカーを使いました。
レビューはこちらをご覧ください。
このコーヒーメーカーは上側の透明容器に小さな穴があるため一気に全てのお湯を入れてしまえば後はほったらかしでコーヒーが作れるという器具です。
レビューの通り、味はハンドドリップには負けますが、現実的な話としていつでも匠仕込みの究極の一杯を目指すなんてことしないわけです。それぞれ生活があり急いでサッと飲みたいことだってある。私は意外にこの器具は重宝しています。
コーヒーを作ってみる!
このOXOオートドリップコーヒーメーカーにお湯を注ぎます。
この通り、ハンドドリップみたいに円を描いて抽出できないから凹みができる抽出です。
できたっ
粉10gにお湯170mlぐらいで作りました。濃い方が好きなので推奨より少し濃いめです。
では飲んでみましょう!
ゴクリ…。ん…ん…。
あれ??「苦み3、コク4、酸味2,香り4」というほどではないですね。コク深い感じでも香りも特に感じません。このあたりは普段飲んでいるコーヒーと比較してそう感じるので、参考までに私はけっこうリピートして飲んでいるのは。
コーヒー粉はヒルスのリッチコーヒー。
コーヒー豆だったらこちら。
ヒルスのリッチコーヒーはこちらにレビューがありますのでご覧ください。
なんですけど、これらと比べるとなんら特徴を感じない味でした…。一応コーヒーですね、という感じでそれ以上表現しようがない味。純粋な豆の味がする感じもあるので上品とも言えるのかな??
そういえばパッケージに「クセのない、あらゆる飲み方にあうブレンド」と書いてあったんだ。この表現は的を射ていると思う。でも香りとかコクとかパンチを期待すると期待外れとなるかもしれません。カフェインレスという点では、もちろんカフェインに敏感な私なのでわかりますが、カフェインは十分にカットされていますね。
まとめ
ということでラバッツァLAVAZZAのデカフェ カフェインレスコーヒー。
はりきって本場イタリアだからと言って買ったけど、風味としてはちょっと中途半端な感じはしました。まあカフェインレスって牙を抜かれたようなものだから、このカフェインレスでそもそも味の評価を真面目にするものではないのかもしれない。あとOXOのオートドリップなのでハンドドリップだともう少し美味くなると思う。
カフェインレスってジャンル自体、とても難しいね。カフェインレスであることが第一の目的だから味は二の次になる。わざわざ味が落ちたコーヒーを飲むか…それだったらカフェインレスの紅茶の方が味は楽しめると思った。
おそらくLAVAZZAのカフェインレスはもう買うことはないかもしれない。まあでもカフェインレスコーヒーを必要とする方もいらっしゃるのでUCCと小川珈琲の3種類である程度楽しめるとも言える。
それではコーヒーライフをもっと愉しみましょう!