こんにちは。monoです!!
2018年。コーヒーが美味しくなる季節の秋。衝撃的に登場したツインバード全自動コーヒーメーカーCM-D457B。
こちらの記事でもご紹介しましたが、ジャパニーズモダンなこのコーヒーメーカーは、まさに日本のコーヒー好きに刺さる全自動コーヒーメーカーの予感。
早速、購入してみましたので今回は開封レビューをしたいと思います。
外箱
外箱はこんな感じでゴツイいダンボール。特徴などの記載は全くなくごくシンプル。多くを語らず中身で勝負のコーヒーメーカーです。
外箱を開けると…。
なんと説明書の手前に、デデンとガイドブックが!う~ん。説明書以外にこんなガイドブックが入っている全自動コーヒーメーカーはありませんでした。気合入っていますよね。
コーヒーを愉しむことが全面的に押し出されているので好印象。
ガイドブックの中を開くと。
「世界一おいしい。自分だけの究極の一杯に出会う。」というキャッチが目を引きます。
そしてこんな一文があります。
「これまで、コーヒーメーカーでそのようなプロのハンドドリップを忠実に再現できる製品はありませんでした。」
これまでの他の全自動コーヒーメーカーを全否定!かなり強気なメッセージでこれはすごいぞ。
そして次のページをめくると…。「レジェンドとの出会い」
カフェバッファ店主の田口護氏がメーカーのツインバードと出会うことで実現したという。
田口氏は「コーヒーのうまいまずいは個人の嗜好の問題で解はないが、正しくコーヒーをたてるためのよいわるいは明確に規定できる」とのこと。
見識あるような方なのに決して嗜好を押し付けない貫禄あるお人柄にも魅かれますが、実はこの考え方は、全自動コーヒーメーカーのコンセプトとしてもピッタリなんです。
なぜなら今の全自動コーヒーメーカーを使う人は、ネットでの情報収集力には優れています。自分の好きな豆をお店やネットで自由に買います。豆選びは十分自分一人でできるんです。でも淹れ方はかなり自己流ではないでしょうか。教えられるということはほとんどありません。
それでプロの最高の方法でコーヒーを淹れることができる、それがこの全自動コーヒーメーカーの使命なのです!
さて。ガイドブックは全部で15ページありますが、今回はガイドブックについてはこの程度にしておきます。
説明書の下には。
本体が少し顔を出しています。本体を横側から二枚の発砲スチロールで挟んでいるだけですので、上に引っ張ってもなかなか取り出せません。
それで箱を逆さにしてようやく取り出せます。
発砲スチロールを剥がすと、ようやく本体が出てきました。
ビニールを外します。うむ。マットブラックでシンプルで素晴らしいデザインです。
豆の挽き具合(ミル)ダイヤル
豆の挽き加減のミルダイヤルもナニコレ。超シンプルですんばらしい!
これ、実際に回してみると無段階に動かせるようになっているのですが、印字されている通り3段階の粗挽き、中挽き、細挽きにしか切り替えられないのでご注意。
コントロールパネル
これもシンプルですけど、なんともチマチマしたところもあり、昔ながらのオーディオみたいな感じで味がありますよね~。新品なんですけどなんだかレトロでほっとします。上に4つのLEDランプがあり、ダイヤルは左からメニューダイヤル、温度調節、蒸らし時間、メンテンナンスモードです。ミルだけ動作するモードもありますのでハンドドリップもできます。
実際にこのつまみを回してみると、無理に高級感を出そうとしたソフトな感じではなく、カチッカチッとした切り替えた手ごたえがハッキリするものでした。この感触だったら年配の方でもわかりやすいと思います。
それにしてもこのデザインは風情がありますねぇ。
本体周辺
右側面下に主電源のスイッチがあります。
安いコーヒーメーカーだと電源スイッチさえついていないものがあってコンセントを抜かなければ電源が消せないということがありますが、このコーヒーメーカーはもちろんしっかり電源ON/OFFが手元でできます。
ちなみにタイマー機能はありませんが、私はシロカのSC-C122で結局タイマー機能は使いませんでした。理由はこちらの記事に書いていますのでよかったらご覧ください。
それで私はタイマーなしの仕様でまったく十分です。
背面
背面はこんな感じで何もありません。
このような仕様や注意書きのラベルだけです。あれ…製造番号が刻印されていないんだけど??まあいっか。
ということで他の全自動コーヒーメーカーだと水タンクの目盛りとかありますよね。それが一切ありません。
それで。
水はどこから?
入れるのかといいますと。上側にあります。
長方形のフタはこんな感じで簡単に開けることができ。
ここに水を入れられるようになっています。意外に小さいと思われるかもしれません。実際このコーヒーメーカーは3カップ分しか作ることが出来ません。大家族のファミリー向けではなく、自分用のプライベートな仕様ですね。
それでお気づきの通り、水タンクを外すことはできませんので、いったんコーヒーサーバーに必要量の水を入れて、このように水タンクにコーヒーサーバーから水を注ぐことになります。この通り大きく開口していますのでこぼれる心配はありません。
豆はどこから?
上部の丸い円状のフタがあります。
このフタを開けると豆を入れることが出来ます。シロカのSC-C122と違って自動計量ではありませんが、豆の量を自分で決めることが出来るというメリットがありますので“自分だけの一杯”を作り出すことができる仕様です。
ちなみにこの豆を入れる部分は上に引っ張るとこのように簡単に取り外すことができるようになっています。
ここのミルカバーを回るとミルが出てくるのでブラシで清掃できるようになっています。
…と今回はここまでにしたいと思います。
最後に
いかがでしょうか。
本体に実際に触れてみて感じたことは、価格は若干高いものの、それだけの価値は十分あるように思いました。まだ飲んでいないのですが。(笑)
まず全体的にシンプルで無駄を全てそぎ落とし、とにかくハンドドリップをどこまで忠実に再現するかに注力した設計のように思います。そして大人な落ち着いたデザインもとても良いです。
次はその他の付属品やドリッパーなどを見ていきたいと思いますのでこちらをご覧ください。
それではHave a coffee break!!