無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー

【2018年】全自動コーヒーメーカー 人気ベスト3を比較!らくちんで美味しい!

こんにちはっ。monoです!

豆挽きから全て自動で行ってくれる人気の全自動コーヒーメーカー。

私も無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカーMJ-CM1」や、シロカの「crossline SC-Aシリーズ」の人気を知り、何か買おうと思っていて調べてみました。

にも書きましたが、私としては“家でもお客さん”をコンセプトとして、できるだけ楽ちんで、できるだけおいしいコーヒーが作れるものがいいかなと。

わがままと思われるかもしれませんが、全自動コーヒーメーカーはそれが可能なのです!

それで、抽出方法やミルにこだわりがあるものだけど、掃除はできるだけしたくない。ペーパーフィルターが使えることは必須条件。安心の国内メーカーがいいかな。初めてなので予算としては高くて30,000円ぐらいまでで。そ~んな条件だと人気のコーヒーメーカーは次の3つになるかと思います。

  1. 「沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56」 by パナソニック
  2. 「豆から挽けるコーヒーメーカーMJ-CM1」by 無印良品
  3. 「コーン式全自動コーヒーメーカーSC-Cシリーズ」 by siroca

さて。この中からどれがいいのでしょうか。詳しく調べてみました。

スペックを比較。

この3つのモデルのスペックを比較してみましょう。

沸騰浄水コーヒーメーカー

パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56(出典:パナソニック公式サイトより)

豆から挽けるコーヒーメーカー

無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー(出典:無印良品公式サイト)

コーン式全自動コーヒーメーカー

siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:siroca公式サイト)

メーカー  パナソニック 無印良品 シロカ(siroca)
型番  NC-A56 MJ-CM1 SC-C111/SC-C121/SC-C122
発売日 2014年10月20日 2017年2月16日 2017年12月16日
相場(2017年12月時点)  19,000円 32,000円 21,000円~25,000円
横幅  22cm 14.5cm 16cm
高さ  34.5cm 34.5cm 39cm
奥行  24.5 28.5cm 27cm
本体重量  2.9kg 4.4kg 4.0kg
付属品   ペーパーフィルター(5 枚)、計量スプーン、メッシュフィルター(粗挽き) ペーパーフィルター(5 枚)、計量スプーン、お手入れブラシ ペーパーフィルター(5 枚)、計量スプーン、お手入れブラシ(SC-122はペーパーフィルターの代わりにステンレスフィルター)
ミルの方式  プロペラ式 臼式 コーン式
豆挽きの調節 メッシュフィルターの交換で2段階(粗挽き、中細挽き) ダイヤルで5段階(粗挽き、中粗挽き、中挽き、中細挽き、細挽き) ダイヤルで無段階(細挽き~粗挽き)
ミルの洗浄  自動洗浄 水洗い不可。ブラシでの清掃。 水洗い不可。ブラシでの清掃。
テイスト マイルド・リッチをボタンで選択。マイコン制御。 計量カップにリッチとマイルドの目盛りあり。分量で調整する方式。 マイルド・リッチをボタンで選択。蒸らし時間で調節。
蒸らし機能  〇 〇(30秒の蒸らし) 〇(マイルドとリッチの2段階調節)
カップ数  1~5カップ 1~3カップ 1~4カップ
タイマー設定  ×
豆の自動計量  × ×
豆・粉対応  〇
最大使用水量  0.67リットル 0.45リットル 0.54リットル
消費電力  790W 630W 750W
コード長  1m 1m 1.2m
 保温  2時間 20分  30分(ステンレスサーバは保温の必要がない)
サーバー  ガラス ガラス ガラスまたはステンレス選択可
 給水タンク  背面・着脱式 右側・着脱式 背面・着脱式
その他の機能  活性炭フィルターでカルキを90%カット。ミネラルフィルターで酸味調節が可能。 中心に向いた6つの穴から内側に向け斜めシャワー のドリップ。味のバランスと豆本来の香りを引き出すのに最適な「87℃」の温度管理。 SC-121,SC-C122は真空二重ステンレスサーバーで保温力が高く、煮詰まりにくい。

 

こうやって比較してみて、3台の特徴を考えてみます。

パナソニックNC-A56は『ファミリー向けみんなの全自動コーヒーメーカー』

といった感じでしょうか。

ロングセラーで価格も一番お手頃ですし一度に5カップまで作れます。全自動洗濯機のような家電感覚でコーヒーが作れます。

ミルがプロペラ式で、シンプルな構造のため自動洗浄機能が実現できました。メンテナンスも楽でしょう。

パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56(出典:パナソニック公式サイトより)
パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56(出典:パナソニック公式サイトより)

ただ、プロペラ式はシンプル過ぎるゆえに粒度が安定しないという欠点があります。

その欠点をカルキカットやミネラルフィルターでの酸味調節、シャワードームでのお湯の拡散、そしてパナソニックという家電メーカーならではのマイコン制御など、ありとあらゆる機能を用いてカバーしています。

それで豆の味に純粋こだわりたいなら他のコーヒーメーカーのほうがいいかもしれません。

タイマーもありませんので、コーヒーメーカーを目覚まし時計代わりにすることはできません。

無印良品のMJ-CM1は『お洒落で抽出にこだわった全自動コーヒーメーカー』

になるでしょうか。

前面がほとんどシルバー色で覆われていますので、台所はもちろん、リビング等に置いてもよく合うというインテリア性も備えています。

無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカーMJ‐CM1(出典:無印良品公式サイトより)
無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカーMJ‐CM1(出典:無印良品公式サイトより)

ミルは臼式と呼ばれるフラットカッター方式。プロペラ式よりも性能としては高く、特に粗挽きから中挽きで粒度が揃いやすいようですね。プロのハンドドリップを忠実に再現するために温度管理やドリップ方法にこだわっています。

ただ、無印良品のMJ-CM1は、2017年12月時点では、公式サイトに次の注意点があります。

無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー 注意点(出典:無印良品公式サイト)
無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー 注意点(出典:無印良品公式サイト)

無印良品は家電メーカーではないため、企画は良くても家電としての動作検証に詰めの甘さが表れています。このあたりの欠点を十分に理解した上で購入ですね。

でも無印のコーヒーメーカーが気になるようでしたら2018年の秋に登場したツインバードの全自動コーヒーメーカーCM-D457も注目ですよ。こちらもの記事もご覧ください。

そして最後に。

siroca SC-Cシリーズは『ハイコスパの本格派のコーヒーメーカー』

後発品だけあってよくできていると思います。

2万円台前半で購入できるにもかからわず、なんとミルがコーン式という本格派です。

siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:sicoca公式サイトより)
siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:siroca公式サイトより)

コーン式は摩擦熱が少なく粒度も一定になること、また細挽きにも向いています。細挽きは濃い味になりますので、リッチな味が好きな人にも検討の価値ありです。

ミル挽きの調整は無段階でダイヤルを回すだけで行えますし、蒸らし時間はリッチとマイルド二つをボタンを押して設定するだけでOK。

また、豆も自動計量ですので、とにかく楽ちんですよね。豆が減ったら補充するだけですから。

先ほどの二台はチューニングに拘っていますが、これは一番シンプルな設計ですが、ミルという重要パーツがしっかりしていて、素材を生かすコーヒーメーカーのように思います。少し業務用的な雰囲気がありますね。

siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:siroca公式サイトより)
siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-Cシリーズ(出典:siroca公式サイトより)

それで私はこのSC-Cシリーズを買ってしまったのです!今度レビューしたいと思います。

それではまたっ。