無印良品USB冷風扇MJ-WCF1

無印良品ミニ冷風機USB冷風扇MJ-WCF1開封レビュー!実際どうなの?

自宅を快適にするモノ探しのmonoです!!

かなり暑くなってきました。暑さ対策は大丈夫でしょうか??

お手軽な暑さ対策としてはミニ冷風機。価格もお手頃、場所も取らないので良いですよね。

このブログではミニ冷風機を多数レビューしてきました。

もちろん2021年ここひえR3もレビューしていますのでよかったらご覧くださいね。

今回は2021年6月に発売された無印良品のミニ冷風機 USB冷風扇MJ-WCF1 を実際に購入しましたのでレビューしたいと思います。

このミニ冷風機はどのような特徴があるのでしょうか?

無印良品の公式ページには以下のように説明がありますので抜粋しますと。

打ち水が周囲の温度を下げるように、タンクに貯めた水が蒸発する際の気化熱の原理を利用した涼しい風を送るファンです。専用USB-ACアダプターで動作し、風向と風量を調節できます。パソコンなどからも給電が可能なので、デスクワークでのパーソナルな空間にもおすすめです。

打ち水とは上手く言いましたが、実は機能的にはたいして特徴のないミニ冷風機です。

そして冷風機でもかなり誤解されることの多いミニ冷風機というジャンルに無印良品もついに参入してきたわけです。ここひえ使用者としては、ずっと気になる存在でした。

そして定価が5,980円で、ここひえR3より2~3割ほど安いのでお手頃価格でもあるんです。それでようやく買うことができましたので開封レビューをしたいと思います!

USB冷風扇MJ-WCF1の外箱

外箱はこんな感じで無印良品らしいシンプルです。中国製ですね。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の外箱
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の外箱

箱を開けていくと、まず電源アダプター、USBケーブルがあり、奥に本体が入っています。ここひえと比べるとかなり丁寧に梱包されています。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の外箱をオープン
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の外箱をオープン

USB冷風扇MJ-WCF1の付属品

付属品は電源アダプターとUSBケーブル。そして注意事項と取り扱い説明書です。電源アダプターは5V1A。USBは形状がmicroUSBという古いタイプです。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の付属品一式
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の付属品一式

USB冷風扇MJ-WCF1の説明書

説明書の中でも「使用上のお願い」は要チェック。購入前にはあまり気づかないことが書かれています。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の説明書には...
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の説明書には…

まず「フィルターに水が浸透するまで約20分かかる」とあります。思ったより時間がかかりますが、ミニ冷風機はどれもほぼ同じ構造なのでわざわざ説明しているのはむしろ親切と言えます。

あと、水道水以外は使用できず、また、アロマオイルや香水などは使えないとありますね。ミニ冷風機は湿ったフィルターを通すので若干独特の匂いがしたり、カビが繁殖するとかび臭くなりますが、においを消すことはできません。

また、説明書の右側にはフィルターとフィルタケースは消耗品なので定期的に交換することが勧められています。

USB冷風扇MJ-WCF1の本体

本体はこんな感じで、いかにも無印らしいデザイン。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1

操作系はこのボタン一つだけで超シンプル。丸いボタンのデザインもシンプルですね。このデザインだけでも無印らしさを感じます。押すたびに風量がHIGH(強)→LOW(弱)→OFFに切り替わります。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の電源ボタン
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の電源ボタン

ルーバー調節つまみ。ここでルーバーを上げ下げすることができます。上は35°、下は45°向きます。このつまみは若干重いですが、風力で風向きが変わると困るのでこれぐらいでも良いですね。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の風量調節つまみ
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の風量調節つまみ

あえて欠点を述べるとすれば、正面から見るとフィルターが見えるのですが、このフィルターの色が青なんですよね。このカラーリングはダサい。雰囲気ぶち壊しですよね。本来は白系かグレー系にしてほしかったとことですが、汚れが目立つからなのか青色。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1のフィルターが青色
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1のフィルターが青色

そして上から見ると何もない。ちなみに半透明部分は水タンクです。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1を上から見た
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1を上から見た

そして右側側面はこのように水タンクをとり外す取っ手だけあります。つまり上から右横にかけて水タンクがあり、特殊なL字形状となっています。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1を右横から見た
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1を右横から見た

グレーの足と黒い部分はゴム製の排水用の栓となっていて、本体にたまった水を抜くことができるようになっている。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の裏面
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の裏面

背面はこのようになっています。L字構造の水タンクの形状がよくわかりますね。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の背面
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の背面

そしてこの通り吸気口にはガードがあり、このガードは簡単に取り外しできるようになっていて掃除しやすくなっています。このガードがあるのでホコリが直接フィルターに付着せずに済みます。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の吸気口ガード
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の吸気口ガード

USB冷風扇MJ-WCF1の水タンク

水タンクはこのように取り外しできるようになっています。それにしてもこのL字形状のタンクを持つミニ冷風機は初めて見た。この形状によって本体はコンパクトなににそこそこ水は入ります。水タンクは400ml。説明書によると強で5時間、弱で6時間持つの実用的にも十分。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の水タンク
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の水タンク

でもこの水タンクなんですけどね、この通り、水を入れる部分がどこなのかわかりませんでした。蓋を探しても見当たらず…。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の水タンクの給水部分はどこ?
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の水タンクの給水部分はどこ?

どうやら本体との接続部分のタンクキャップを回して開け、そこから水を入れるみたい。この口が小さいので水は入れにくい。

 

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の水タンクの給水はここから
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1の水タンクの給水はここから

USB冷風扇MJ-WCF1のフィルター

フィルターは水タンクを取り出すとフィルター取り出し用のつまみがでてきますのでそれを引っ張り上げるだけ。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1のフィルターを取り出す
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1のフィルターを取り出す

フィルターはこんな感じです。ミニ冷風機はこのフィルターが肝心でフィルターの密度によって冷却能力が変わってきます。ただ密度がありすぎると風力が弱くなるという欠点もあり、この無印良品のミニ冷風機は密度はそれほど高くなく、普通といった感じですね。

青いフィルターと外側の白いフィルターケースが定期交換部品となります。フィルターは1年が交換目安、フィルターケースは2年が交換時期となっています。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1のフィルター
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1のフィルター

もう少し近くで見るとこんな感じです。中国のミニ冷風機の場合、フィルターの素材が紙の場合もあるのですが、さすが無印良品だけあって紙ではありませんので安心しました。ほどほどに耐久性はありそうです。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1のフィルターをよく見てみる
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1のフィルターをよく見てみる

USB冷風扇MJ-WCF1を実際に使ってみた

まず水を入れてみたのですが、このタンクは全く水がどこまで入っているのかわかりません。デザイン重視であえてそうしているのでしょうか。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1水タンクの水位がわからない
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1水タンクの水位がわからない

そしてスイッチON!まずHIGHから動作する仕様です。さらにボタンを押すとLOWに変わります。これだと静かに使いたい場合でも必ずHIGHを通らなければならないのは不便ですね。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1をスイッチON
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1をスイッチON

でもこのHIGHとかLOWのランプの付き方がお洒落。ほれぼれするなぁ。

無印良品USB冷風扇MJ-WCFのランプの点き方
無印良品USB冷風扇MJ-WCFのランプの点き方

ボタンと前面は完全にフラットではなく微妙に盛り上がっていたりとか、スクエアなフォルムですけど角は優しく丸みを帯びているとか、考え抜かれた無印デザインであることは間違いないです。シンプルだけど見て楽しめる要素はある。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1のデザインはなかなかのもの
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1のデザインはなかなかのもの

USB冷風扇MJ-WCF1は涼しいの?

まぁ一般的なミニ冷風機と同じです。私は無印良品だからデザインだけで結局使えないのでは…と思っていたけど意外に良かったというのが第一印象。HIGHでもLOWでも実用的だと思います。

無印良品USB冷風扇MJ-WCF1は涼しいの?
無印良品USB冷風扇MJ-WCF1は涼しいの?

ただ、私はミニ冷風機を多数使ってきたので、ミニ冷風機について過度な期待をせず評価しています。

ミニ冷風機が初めての方は、そもそもミニ冷風機はわずかなひんやり感を感じ取る覚悟が必要です。そしてここひえも推奨している通り、30cm以内での使用を想定しておいてください。また室内が冷えるわけではありません。

扇風機と比較すると扇風機のほうが断然風量が多いので体全体を冷やしたいならもちろん扇風機またはエアコンです。ミニ冷風機はあくまでも手や腕など体の一部分をひんやりさせたい程度が限界です。

ちなみにHIGHはそこそこ音がします。まあでもLOWもほどほどに音がしますね。なのでUSBがついてるからオフィスでパソコンにつないで使おうと考えているなら、音がするので他人がいるなら迷惑なのでやめましょう。

USB冷風扇MJ-WCF1の交換用フィルターはおいくら?

先ほどフィルターは1年ごとに交換、フィルターケースは2年ごとに交換とのことでした。無印良品に確認したところフィルターは429円(税抜)、フィルターケースは500円(税抜)とのこと(ただし2021年7月の情報)でした。これは安いです。いや素材から言えばそれぐらいが妥当な値段なのですが、有名なここひえの交換用フィルターは3,000円ぐらいしてぼっ〇くりなので、それと比較するとかなり良心的な価格で、この点もこのミニ冷風機のメリットです。

無印良品USB冷風扇MJ-WCFのフィルター交換費用は?
無印良品USB冷風扇MJ-WCFのフィルター交換費用は?

まとめ

あまり期待していなかったけど、意外に良かった。良い点としてはまず何といってもこの無印らしいデザイン。見ていて飽きないし、テーブルに置いておくとそれだけでなんだかお洒落。そして水タンクをL字構造にしたことで全体的にコンパクトになっていますが、5~6時間連続運転ができるので意外に実用的。

そしてフィルターも500円ぐらいで交換できるのもかなり良い。このミニ冷風機の最大の特徴だと思う。

フィルターってかび臭くなってしまいがちだから積極的に毎年交換したいパーツ。フィルターケースはプラスチック製だから交換しなくてもよさそうな感じもする。毎年たった500円でフィルターを新しくできるし、無印良品だから毎年安易にモデルチェンジもせずに交換パーツは長く売ってくれそう。つまり長く使えそう。これも無印ならではの良いところ。

欠点はデザインやコンパクトを重視したために、水タンクを取り外して給水する一通りの操作が不便。

そして風力調節が2段階しかないこと、首振りがないこと、このあたりは無印好きであればシンプルがコンセプトなのはわかっているから割り切れるかもしれしれません。

ここひえR3とこの無印良品USB冷風扇MJ-WCFを実際に比較したレビューはこちらにありますのでご覧ください。

それでは暑い夏を乗り切ろう!